内容説明
アスカム子爵家長女、アデル・フォン・アスカムは、１０歳になったある日、強烈な頭痛と共に全てを思い出した。自分が以前、栗原海里という名の１８歳の日本人であったこと、幼い少女を助けようとして命を落としたこと、そして、神様に出会ったことを…。出来が良過ぎたために周りの期待が大きく、思うように生きることができなかった海里は、望みを尋ねる神様にこうお願いしたのであった。『次の人生、能力は平均値でお願いします！』なのに、何だか話が違うよ！３つの名前を持つ少女、剣と魔法の世界で、うっかりＳ級ハンターなんかにならないように気を付けて普通に生きて行きます！だって、私はごく普通の、平凡な女の子なんだから！
著者等紹介
ＦＵＮＡ［ＦＵＮＡ］
『私、能力は平均値でって言ったよね！』が初めての商業出版であり、デビュー作（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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こも 旧柏バカ一代
37
神に平均値でとお願いしたら、親の地位は国王と奴隷の中間の子爵家。容姿は人族のエルフ、ドワーフ、人族の平均値の愛嬌のある美人。魔法は上がエンシェントドラゴンなので人族の範囲を逸脱。身体の頑丈さも上がエンシェントドラゴンなので、、そんな少女は母親と祖父が入婿の父親に殺され不倫相手を招き入れ、そんな家族に冷遇されほぼ無一文で貧乏貴族が通う学園に追い出される。そして、王女が係る騒動を起こしたが神の依代だと誤魔化して彼女を囲い込もうとした王家が子爵令嬢と指名したので家名を名乗る事を禁じられていたから違うと言って逃亡2022/05/19
むっきゅー
32
これは面白い！高スペックのため親族から期待され、友達も作らずガリ勉で東大合格を果たした主人公が、トラックに跳ねられて異世界転生する。前世に懲りたため、普通の女の子として生きたいので、スペックは平均値でと神様にお願い。ところが神様が、神格級の古竜とヒトの単純平均を取ったため、とんでもないステータスで転生した、私TUEEEもの。あくまで普通の女の子として生きていきたいので、能力をものすごくセーブしごまかそうとするが、演技力が無さすぎで周りにバレバレ。アホすぎて笑った。早速、２巻を買いに行くしかないな！2018/06/02
た〜
31
名前が変わっていく話。うん。これは見事に「なろう系」だわ。嫌いじゃないので大いに楽しんだ。神様（に似たなにか）の「平均値」の解釈の手抜きぶりが笑える。主人公のロリは合法なのか否か？2019/10/23
すがやん
26
出来が良すぎて寂しい人生だった少女が、転生時に神様にお願いしたのは「能力は平均値で！」しかし、その平均値の定義がおかしなことに…普通を目指す普通じゃない少女のコメディ。特別大きな出来事や派手さはないが、展開が速くてテンポが良く、コントのような会話で、気軽に楽しんで読めた。2016/05/15
まんがジジィ
23
“平均値を『x』に値したら“のお話し。美人で成績、運動、大人受けも良い主人公。世界を救う女の子助けたため異世界に転生する時に神様にお願いしたこととは。「能力は平均値でお願いします」願いはかないました。【神様の誤解】(*_*;登場人物がおもかわいいので次も楽しみですね🎵2019/08/11
