リンダパブリッシャーズの本
生前父は

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  • サイズ B6判/ページ数 248p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784803007763
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

内容説明

大学三年の春菜の元に、生前の父の姿を伝える手紙が次々に舞い込む。手紙の送り主を訪ね歩くうち、春菜は自分の知らなかった父、そして家族の姿を知ることに―。小さな家族の大切な物語。

著者等紹介

竹之内響介[タケノウチコウスケ]
1959年、東京都西東京市出身。日本大学卒業後、テレビニュースの報道部員、CM制作会社の制作進行を経て、1994年よりフリーのCMプランナー&ディレクター(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

あっちゃん

23
就活中の女子大生が、父とケンカ別れしたまま父親が亡くなってしまう…とにかく、この本は泣かせポイントが多い!仕事人間だと思われた父親の本当の姿とは?って、感じだけど、合間に就活ネタが詰まっていたり、その他家族との関係とかも、何となく心が苦しくなる印象!2016/01/02

やぎ

4
「あなたにとって、私の父はどんな人でしたか?仕事人間だった父を、私は知りません。」喪中ハガキに春菜がそう書いて出した。次々と父と関わりがあった人から返事が届き、知らなかった父の過去、勘違いしていた父のことが明らかになっていく。どんな親だって子供の幸せを願わない親はいない。自分が気がついてあげれなかっただけ。亡くなった自分の父のことと重なり、ラストはただ、ただ泣いた。2024/01/21

たっきー

3
図書館本。電車では読めない一冊…、涙が溢れるから。 急死した父。主人公である娘の春菜は喪中はがきに「あなたにとって、父はどんな人でしたか?仕事人間だった父を、春菜は知りません」と間違えて書いたまま送ってしまう。そこから届く数々の手紙から春菜は知らなかった父のことを知ることになる…。すっっっごいよかった。2015/11/22

ティフォシ

1
大学生の春菜が仕事人間の父とケンカした直後に急逝し後悔する所から始まり、ひょんなことから喪中ハガキを書く事に。普段の父を知らない春菜は差出人に“あなたにとって父はどんな人でしたか?”と書いた後に消すつもりがそのまま送ってしまう。数人から返事が来て自分の知らない父のエピソードや話を聞かされる春菜は就活もうまくいかず…自分は泣くまではいかなかったが感動できる作品であっという間に読了しました。2017/01/05

みやび

0
☆52019/04/30

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