内容説明
ピエロが本当に笑ってほしかったのは最愛の人でした。これは本当にあった壮絶な愛の物語。日本感動大賞（第４回）大賞作品。
目次
第１章 笑えないクラウン（目立ちたがり屋の子ども；これは天職だ！ ほか）
第２章 サイアクの出会いから（生春巻きに恋をして；知れば知るほど ほか）
第３章 新天地カナダへ（笑顔の特効薬；チャレンジの日々 ほか）
第４章 最高の結婚式（再スタートの日々；それぞれの両親 ほか）
第５章 ＩＣＵの新婚生活（再びの高熱；妻として ほか）
著者等紹介
望月美由紀［モチズキミユキ］
文武代表。クラウン、作り笑いアドバイザー。１９７７年静岡県生まれ。高校生のときに静岡大道芸ＷＣに出会い、上京後、クラウン・パントマイムを学ぶ。自身のうつ病をきっかけに免疫学を学び、夫の闘病と死も笑顔の力で乗り切った体験をもとに、講演活動を始める。「うつ病家族支援アドバイザー」として、うつ病患者を支える家族の支援にも尽力している。第２回セミナーコンテスト静岡・優勝（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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Kurara
23
★3【20.63】2020/05/27
うにせん
5
実話。こんな言葉言われたくもないだろうけど、ほんとうに強い人。クラウン魂がすばらしい。私だったらこうはいかないだろう。どこをとっても、なんてすごいんだという感想がでてくる。辛い時こそ、笑顔。これって本当に難しい。やろうと思ってもできない。そりゃ笑えたらいいだろうな。そんな弱さも、この強さを前にしたら、ただの甘え。できないんじゃなくて、やろうと思ってもじゃなくて、ただしていないだけ。笑顔と、いいところをみること。大事な2つのことを改めて実感した。もしこうだったら、と考えても何も変わらない。私も強くなりたい。2019/07/17
ybhkr
5
人工透析をやっている男性と結婚。からの、50日間で死別という実話。著者はプロのクラウンだが、鬱病になったりなんだり。彼とも一度別れていて、ひょんなことから元サヤに。しかも五年後に。凄い。鬱病→ワーキングホリデーでカナダへってすごいなあ…。やはり本を書くようなひとはこんな感じなんだろうか…。これは鬱病の展開としてはやはり特例だと思います。二人の結婚生活は実話だとわかっていても、どうにも物語を読んでいる気持ちで、大変だなあ…と思いつつ、タイトルで展開がわかっていたせいか普通に読了してしまった。2015/10/31
なおむ
3
どんなに辛い時もではなくて、辛い時こそ無理矢理でも口角を上げて笑顔でいること。それがきっと全ての人の幸せに繋がるということ。愛する夫が亡くなっても前向きに生きる彼女をとても尊敬します。私も毎日今日よかったことをノートに書いていこう。やっぱりポジティブに生きたい。素敵な本でした。2016/02/16
AN-NO
3
絶対に泣くだろうなと思い手に取りましたが案の定でした。2人の心の強さが凄かったです。相手に笑ってもらうためには自分が笑顔にならないといけないんだなと気付かされました。2015/08/22
