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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
すけきよ
12
復刊版で一番の見所は、7巻のあとがき。旧版当時の『ジャバウォッキー』ファンは、誰もが続き描いてよと無責任に言ってたと思うけど(今もその声はあるね)、このあとがき読むと、クリエイターの呪縛がわかって、うかつに「前作みたいな作品お願いします」なんて言えないよなぁ。読者としては全く悪気ないし、褒め言葉的な感覚だけど。『ジャバウォッキー』終わってから『エリア51』が始まるまで、しばらく空白ができるんだよね(短篇が一本あるけど)。その間の苦悩が、このあとがきからはにじみ出ているよう。2014/03/13
緋莢
11
完結巻。モンテ・クリスト伯三世を撃った者がいる町に、興業一座に参加して潜入したリリーとサバタ。その座長であるバッファロー・ビルらの意外な正体も判明、「有翼の蛇」の企みも見えてきます。一見、人間の利益になると見えて…という彼らの計画。そこに隠された意図は見事で、「人間(おまえら)は百年殺し合え!!!」という言葉通りになるわけで。癖のある絵で、描かれていることの半分以上を 理解できなかった自分は良い読者では無かったと思いますが 実在の人物や、歴史が組み込まれた話は非常に好みでした。2019/09/13
ピク
10
完結.この傑作登録者数少ないよ本当! 最期までカッコイイ・・・恐竜は歴史の表舞台には立っていない.では人類は恐竜に勝利したのか? 本当に?・・・「人間(おまえら)は百年殺し合え」 最後のほうサバタは照れてるだけでしたがw これを復刊したアーススター偉い. 誰か潤沢な予算を与えて小池健か山本沙代にアニメ化させて.或いは作風を変化させると徹底してそのジャンルを突き詰めるいしづかあつこや平尾隆之でも可. 面白いマンガも面白い監督も揃ってるのに、突き抜けたアニメがなかなか作られない現状の難しさに想いを馳せました.2014/05/31
Dー
6
衝撃の最終回から約5年…今年の初めに新装版がでて、あとがきでもう昔のようにはいかない的な事が書いてあり。続編は絶望的と思われたのですが…なんとネメシスでジャバウォッキー1914が連載開始されてますよ^ ^ここまで読んだ人は早速ネメシスを買って読んじゃいましょう^ ^2014/07/05
コリエル
5
雑誌の休刊によってこの作品も完全なる終わりを迎えることなく終わっているが、面白さは最後までバッチリ。余談だが荒木飛呂彦の漫画といいこれといい、エジソンが人格最低のイカレヤローとして描いてあるので嫌いになれそうだ。2014/03/17