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内容説明
小さな新聞記事を見つけ、当事者に会いにいき、何度も取材をしました。すると、記事では知ることのなかった大きな感動が浮かびあがってきました。そうして出来上がったのがこの本です。本物の感動が詰まった一冊です。
目次
復興の靴
風船になった少年
こんにちは、成田香織です。
最後の一本
音のない讃美歌
国境を越えた便り
地下足袋をはいた神様
著者等紹介
竹之内響介[タケノウチコウスケ]
1959年、東京都西東京市出身。日本大学卒業後、テレビニュースの報道部員、CM制作会社の制作進行を経て、1994年よりフリーのCMプランナー&ディレクターに。ゲームソフトのCGムービー総合演出やウェブ公開の企業用ショートムービーの演出も手掛け、今日に至る。自主映画がSSFF等に入選(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
BluePlanet
4
★4.7 2014年3月1日発行。副題に「心の奥が熱くなる感動実話集」とあり、全部で7編が掲載。どれも心に響く。世の中こんな人がいるんだと思うと、日本人も捨てたもんじゃないなと。著者は、「人を助けてくれる神様なんていない。人を助けてくれるのは、人だ。神様はそのために人を作ったのだから」と。震災で身近な人を亡くした人、病気で最愛の我が子を亡くした人、認知症となった祖母、親代わりに厳しい指導をした剣道の師、耳が聞こえない人、韓国の離散家族、知的障害者、その苦労を乗り越えて支えた人たち。涙なしには読めない本だ。2016/03/14
やぎ
3
心に響く感動のヒューマンストーリーが7編収録された実話集。 被災地に靴を作って贈った下町の靴工場のことを描いた「復興の靴」 難病で子どもを亡くしたりした母親が病院の子どもたちを慰問してバルーンアートをする話。「風船になった少年」 心の親子のように接した剣道の師匠と弟子との交流の「最後の一本」が特に良かった。2024/10/16
夢みる夢子
1
実話が8話あります。中でも、復興の靴が印象に残りました。東日本大震災で、1500足を採寸を合わせて、現代のツイッターやネットでボランティアを、呼び掛け、皆んなの力で冷静にやり遂げた素晴らしさが感動。 地下足袋をはいた神様は、障害者と共に人生を為し終え生きた話で涙が止まりませんでした。実話だけに、自分にヒシヒシと胸打つ事があり良かったです。 まだ読んでないので、こころみ学園奇跡のワインを読もうと、この感動を、また川田さんを深く知りたいと思います。2016/06/17
夢みる夢子
0
⭐⭐⭐再読なのに涙が止まらない。 やっぱり実話で心打つ物語で良かったわ。2023/09/02