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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
緋莢
11
『カムヤライド』で著者を知り、過去にどんな作品を出していたんだろ?と調べた際に、設定が面白そうだったので購入しました。英国情報部所属のリリー・アプリコットは、ロシアの先帝を暗殺した「人民の意志」の一因であるドーロホフの、彼がペテルブルクから盗み出した宝物「宝珠(オーブ)」の奪還を命じられる。だが、ドーロホフは人間ではなく、恐竜で…というストーリー。恐竜は絶滅しておらず、しかも人間のように直立歩行し、言葉も喋れるようになっています(続く 2019/09/08
ピク
10
二足歩行の喋る恐竜種が密かに生き残ってロシアを支えていた?! というストーリー以上に奇抜なのは、陰影を強調する独特の構図のマンガ話法そのもの.最初はとっつきづらいが、絵を「掴めた」瞬間気持ちイイ流れがスッと入ってくる. モダンだった初期の手塚治虫作品をちょこっと思い出す. / 「別にお前だけじゃあないし 俺たちだけでもないさ」2014/04/04
naji
6
恐竜と人間が混在する世界!!これだけで、成立するようなものだけど更にスパイアクション要素を入れてくるなんてスゴイの一言。2014/02/23
JACK
6
△ ロシア帝国の皇帝が持っていた宝珠を追う英国のスパイ、ミス・アプリコット。彼女が突入した先には、2本足で歩き、服を着て銃を撃つ恐竜がいた。硝煙が中生代と19世紀を結ぶ、恐竜歴史スパイアクション。「エリア51」や「ノブナガン」よりも前の作品だけあって、絵柄が見にくいとか荒削りな点が目に付く。個人的には面白いとは感じなかった。2014/01/19
すけきよ
5
よく、絵がわかりにくいという感想を目にするけど、個人的にはこの頃の絵が一番好き。フランク・ミラーやマイク・ミニョーラのようなアメコミ的画法と日本の漫画的表現の折衷として、現在の絵柄のほうが完成度が高いのは認めるけどね。 作者の言葉によると、見開き調整して、絵を見やすくしているとか。1巻P200の猫立ちポーズはエロくていいよね。 内容も、今読んでもホントに面白い。『ドラキュラ紀元』、『リーグ・オブ・エクストラオーディナリージェントルメン』に並べていいと本気で思ってる。2014/01/16