内容説明
17年前、遠藤奈津美と白瀬茉莉は、あるオーケストラでいっしょにバイオリンの夢を追い、競っていた。しかし奈津美は今は平凡な42歳の主婦となり、茉莉はオーケストラのコンサートマスターとして活躍する一流のバイオリニストになっていた。ある日、茉莉が帰国し凱旋公演を開くことになる。17年ぶりに二人が再会するとき、彼女たちの胸には秘めた思いがあった。それは「失った愛」と「失った成功と栄光」。すべての心の鎧を脱ぎ捨てて歩み寄ったとき、彼女たちの第二の人生が輝き出す。人生、結婚、仕事…すべての女性へのエールとなる物語。話題のNHKドラマ『第二楽章』をノベライズ化。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ひろさん
5
高3姪っ子が「古本で読んだからどうぞ〜。1時間で読めるよ?」と言いつつ持ってきた本。読み始めて気付いた。このドラマ第1話だけテレビでみてた。 テレビドラマの脚本を原作にノベライズ化した本でした。 主人公の夫「一登」役が谷原章介だったのですが、私の中では、ネプチューンの原田泰造で再生されてて笑えた。ちなみに私は1時間40分で読了。姪っ子に速さで負けてます。2016/05/16
ニコン
5
TVの脚本から小説にということで、TVのように場面が変わる。だけど内容的には面白いと思う。TVは見なかったが、本のままでよいだろう。2013/08/19
まりぃ
2
あぁこれ、ドラマが先なのかぁ(゚∀゚) …というのが率直な感想 道理で展開がドラマナイズされている 小説至上主義をいい加減な正義感で振り翳すつもりはないけど あたしはこの作品はやはり映像で楽しみたい2013/12/28
sun
1
テレビドラマの脚本から小説にしたらしい。音楽家を扱っているが、音楽家である必然性はない。テーマはわかるが、文体はイマイチ。2013/09/17
雨に唄えば
1
読みました。面白かったですよ。 あまりにも、あの映画に似た展開だったが、多くは語るまい。 面白ければ、それが正義だ!!(と、思いたい)2013/05/03