内容説明
能勢太郎は片瀬江ノ島駅前のロータリーにひとりでしゃがみ込んでいた。上司に連れられて夜釣りに来てさんざん振り回された結果、終電に間に合わなかったのだ。ところが駅近くでチンピラに襲われた美女を助けた太郎は、彼女の職場で手厚い歓迎を受けることに…。終電を逃した主人公たちが、真夜中の街で繰り広げる“大人の冒険”を描いた７つの物語。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
のら＠bowbow
7
面白い。短編集だけど、全て同じ状況しばりだからか、なんだか展開が同じような……？終電、逃したくないけれど、こんなドラマが待っているなら逃したくなる？いや、やっぱり間に合いたい！2014/09/30
syachi
2
終電を逃した後に色んな人が様々な体験をするって話で、ドラマのノベライズとオリジナルストーリーがありました。ほっこりする話が多くていいですね。2013/01/27
梅干し夫人
1
どのお話もおもしろかった。終電を逃したことは不幸だけど、その後に起こる出来事でそんな気持ちはすべてチャラになる。人生、何が幸いするか分からない。2015/06/11
jude
1
軽くてするする読めた。展開などがドラマっぽいなぁと思っていたら、ドラマのノベライズ+書き下ろしとのこと。なるほど、リアルさがない訳だ。同じ設定で絲山秋子さんか津村記久子さんが書いてくれたら(書かないだろうが)面白いのになぁと思ってしまった。読後感は嫌いではないが。2013/03/15
ユキタ
1
なんだか目が滑る文章で読みづらかった。買う前に、１話だけでも立ち読みしとけばよかった…2013/03/21
