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99のなみだ・雲―涙がこころを癒す短篇小説集

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  • サイズ 文庫判/ページ数 238p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784803002041
  • NDC分類 913.68
  • Cコード C0193

内容説明

交通事故で車椅子生活を余儀なくされた少女の絶望を救ったのは、いつも姉の後ろをついて回るばかりの弟だった。深い勇気をくれる「弟の背中」。再婚相手には小さな息子がいた。それは奇しくも自分の子供時代と同で、「お父さん」と呼ぶことを強いられた苦い日々が思いだされた。ゆっくりと親子になっていく男と少年が愛おしい「親父になった日」。突然宣告されたあと半年の命。自分は果して何を成し遂げてきたというのか?男が昼間の街を歩き、見つけたものとは?生きることを真摯に見つめた「六ヶ月のプレゼント」。やさしい涙がこころにしみる12篇の短篇小説集。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

鬼神ザビエル

4
今回のお気に入りは〜弟の背中、ずるいよ姉ちゃんでした! 2015/11/13

aoko

3
短編12作品収録。人が人を思いやる心がじんわりと心に沁み込む作品ばかりだった。「お母さんは人気ブロガー」が面白かった。2023/10/20

Mikko

3
数年前に友達からもらった泣ける話の短編集。久しぶりに再読してみた。当時は感動してたくさん泣けたけど、今回はそうでもなかったな。「鋸山へ父と」と「ずるいよ、姉ちゃん」はいい話だと思った。2014/01/07

ありんこ

3
このシリーズは泣ける時と、全く泣けない時があるけれど、今回は、どの作品も大泣きしました。なかでも、「ずるいよ 姉ちゃん」「母の魔法」は、胸が一杯になってきて、涙がボロボロこぼれました。2011/03/11

ほんこ

3
また泣いた。今の自分に重なって泣けた。2010/12/19

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