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内容説明
こんなカッコいい男見たことない!ハリウッドへの夢半ばで死んだ名優・鉱島丈作。夢を諦められなかった彼は悪魔と契約し、若手俳優・青海上一として蘇る。稀代の名優を彷彿とさせるドラマティックなストーリー展開に一気読み必至!極上エンタテインメント小説。
著者等紹介
鈴木詠崇[スズキエイゾウ]
1968年大阪生まれ。桃山学院大学卒業後に映画会社で演出、脚本、美術を学ぶ。映像関係会社に勤めた後、2004年にフリーに。『魔優』で小説デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
nonたん
18
うーん・・・これは、カミさんの感想。私は・・・うーん。同じだ・・・ 松田優作に惚れ込んでいることは十分に感じました。また、軽く読めるので、面倒くささは無かった。まぁ、著者のデビュー作であるということを考えれば、良いほうなのではなかろうか(えらく上からものを言う・・・) どうやら、これは前半のようです(あとがきにそう書いてあった)続編が無ければ、この話終わんないしねぇ。もう少しドラマチックに展開してくれるといいんだが・・・2010/09/06
CAFECAFE
5
表紙は誰だ?鈴木一真みたいだけど違うっぽい。と手に取った本書は松田優作へのオマージュ小説。彼を超える俳優は未だ居ない、と言い切る作者のフルリスペクトが生み出した物語。生まれ変わって俳優業でのし上がるストーリーのスタートが、悪魔との契約だった、と言うB級調な所は賛否割れるが、ちょっとした意外性を楽しめます。完全に乗っ取られずに、丈作として蘇る上一の成功譚となるのか、彼の演技の世評とその後も気になるところ。とりあえず作者の言う凄みの演技に触れるべく、本家ブラックレインを見てみたい。2011/01/06
いたみん
2
全体は引き込まれ読めた。が、新聞広告やタイトル、装丁に惹かれ過剰に期待し過ぎ?半端な終わり方、悪魔も必要か?なモヤモヤが残りました。続編書いて貰わないと消化不良です。 装丁のモデルさんは紘島島丈作のイメージかな。2010/09/02
茶屋 次郎
2
新聞広告で気になっていたのと、表紙が気に入ったので購入。とりあえずメインのストーリーを追うことに集中し、一冊分駆け抜けたという感じ。ただ純粋に「俳優としての成功」を掴んで終わるのか、たまたまその手に転がり込んだ「家族」から「愛」を手に入れるのか、多少焦点のボケた部分はあるものの、とりあえず最後まで気になって読まされてしまった、という感じ。少しモヤモヤする所で終わるのは「余韻を残したかった」のか「売れ行き如何によっては続編も・・・」ということなのか・・・。まあ、なかなかに面白かった。2010/08/29
landreaall
2
俳優が主人公という小説はちょっと珍しい、けっこう面白かった。ただ悪魔との契約とかいう設定が必要だったかは大いに疑問。普通に俳優の成り上がりストーリーにすればよかったのに。2010/08/09