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スノーステーション

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  • サイズ 文庫判/ページ数 429p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784803001686
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

爆弾低気圧の猛吹雪に襲われた青森駅。大停電で青函トンネルに閉じ込められた日本初の女性総理。明日の手術のために今日中に東京に着かなければならない少女。集団自殺を約束した函館へ向かう家出少女。債権者から必死で逃げる男。入試を明日に控えた学生たち。次々と巻き起こるトラブル…。史上最悪のクリスマスイブに立ち向かう若き駅員と若き女性車掌、そして鉄道マンと仲間たち。そんな駅に待っていたのは、まさにクリスマスイブの奇跡だった。

著者等紹介

篠原高志[シノハラタカシ]
1964年浦和市生まれ。早大卒業後、(株)日本旅行勤務。国内旅行企画担当として、「ゴジラツアー」「日本一周バスの旅」「何もしない南の島」等、ユニークなツアーを数々、企画。その後、シナリオライターに転身(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

相田うえお

103
★★★★☆20034【スノーステーション (篠原 高志さん)】クリスマスシーズンに爆弾低気圧襲来で混乱した青森駅が主な舞台。関係人物それぞれに着目したストーリーが並行して進行していくスタイルの作品です。や〜これは面白かったー!一気読みでした!まあ、ラストの方はヒッチャカメッチャカ?てんやわんや?なんでもあり〜?みたいな感じで、どれもこれもそんなに都合よくいくのか?と、突っ込みどころ満載!なんですが、いい塩梅に収まるのは気持ちがいいものですね。この作家さん、初読みでしたけど、他の作品も気になります。グー!2020/03/24

ちょこまーぶる

56
読み進めてドラマを見ているように映像が脳裏に映し出された一冊でした。青森駅を舞台に、天候の影響で列車が止まった際の鉄道マンと乗客たちの様々な人間模様を描いているんですが、鉄道マンの仕事への責務と葛藤が心を打ちました。そして、鉄道マンたちを応援している自分がいましたね。また人々の温かな心の交流もほんわかとさせてくれましたね。で、クリスマスイブの話なんですよ。駅を舞台にした小説は、鉄道好きとしては大好きな舞台でして、駅は様々な出会いと別れが存在している空間だからこそ、良い内容の本があるんだと思いますね。2016/12/18

チロ子

29
図書館本。青森駅が舞台。急な爆弾低気圧で猛吹雪に襲われる。駅員や女性車掌さん、駅のラーメン屋亭主、家出少年、手術や受験のためにどうしても今日中に移動しないといけないお客様たち。(大事なイベントは早めに余裕を持って移動しないと!と何度もツッコんだ!笑)様々な悩みや葛藤を持っている。ダメだなぁ。と思ってても生きていれば状況が変わりますね。素敵な予期せぬ繋がりや救いもありよかったです!登場人物達のその後も読みたいですね!2020/01/06

しょーくん@本棚再編中

6
★★★★★★★★☆☆ありきたりな展開ではありましたが、予断の許さないストーリーに、一気読みしてしまいました。さりげなく軽いどんでん返しもありますし、隠れた名作と言ってもいいと思います。2010/12/18

ヤスヒ

5
爆弾低気圧の猛吹雪に襲われた青森駅の長い一日の物語。駅で足止めをくらう人々、列車の中に閉じ込められた人々、各々の事情と想いが絡み合い群像劇風に描かれる。舞台が駅という限られた空間でストーリーが進んでいくのでまるでその場にいるような感覚で読み進めていく事ができて面白かった。また次々とおこるトラブルに立ち向かう駅員やその他諸々の人達にも感情移入しやすかった。ドラマチックになりすぎな気もしたがクリスマスイブの日が設定だという事もありそれもありかな!?読みはじめたら一気読みせずにはいられない?一冊でもあった。2011/09/18

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