内容説明
もてたい気持ちは人一倍強いが、三ケ崎中学校の男子バレーボール部は、周囲から「キモ部」と揶揄される落ちこぼれ集団。そんな彼らの前に突然「女神」が現れた。臨時採用の美人教師・寺嶋先生が男子バレー部の顧問になったのだ!「先生がおっぱいを見せてくれるなら、僕たちは優勝だって目指すのに…」と言った部員の言葉に、「やれるものならやってみろ」と思わず口走ってしまう寺嶋先生。この一言が、部員の目の色を変えた。
著者等紹介
水野宗徳[ミズノムネノリ]
1972年、名古屋市生まれ。放送作家・脚本家としてドラマ・ドキュメンタリー・バラエティー・アニメなど多数のテレビ番組のほか、舞台、映画などでも活躍。「おっぱいバレー1」が初小説(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ゴンゾウ@新潮部
117
寺島先生役の綾瀬はるかさんの初々しい演技が目に焼き付いている。思春期を迎えた中学男子生徒達がとてもリアルで自分の部活動を思い出した。自信を喪失していた寺島先生が平田君達と生身でぶつかる内に教員を続ける決心をする。結果は残念だったけどラストはとてもよかった。爆笑する場面やジーンと来る場面のオンパレード。映画も原作も感動作。2016/11/13
みらこー
17
何とも魅力的なタイトル❤数年前に映画で見たが、北九州市撮影としても綾瀬はるかありき映画で「ふーん」程度だったけど、原作本があったので読んでみたら、映画より全然おもろいではないか❗ストーリーや展開は同じやけども、中学生男子の「おっぱい」に賭けるアホな熱意と、寺嶋先生の思いがすごくわかって、おっぱい、いやいっぱい感動した!個人的には、若者きゅんきゅん恋愛モノよりも、こーゆーアホ丸出しな彼らの理由はどうあれ「おっぱいを見る」ために一生懸命な姿こそ「青春」を感じるな。ナイスおっぱい‼ (不快に感じた方すみません)2018/09/25
陸亀
8
映画になるのもわかる。面白い、そして最後感動した。 タイトルで引いてしまいそうだが、すごくよかった。重松清さんの解説もよかったですね。2014/02/26
ドーラ
4
面白かった。40代のオヤジが読んでも吹き出す場面もあり楽しめました。 設定上かなり大人びた思考、行動に違和感がありましたが最近の中学生はそんなものかな。2013/08/09
けんこう
3
◎◎2015/06/25