内容説明
引越したばかりのアパートのドアに残された不思議なメッセージカード。その指示に従っていくと…少女の小さな冒険を描いた「普通の街のアリス」。およそ一週間ごとに男友だちの部屋を渡り歩く少女の心模様を描いた「サボテンガール」など、映画『恋するマドリ』がモチーフにした“引越しと恋”をテーマに書き下ろした、せつなく、あたたかな、7つのラブストーリー。
著者等紹介
村上桃子[ムラカミモモコ]
1980年生まれ。大阪出身。フリーライターを経て、携帯サイトなどで小説を執筆。『恋するマドリ―もうひとつの物語たち』で小説家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
koo*
7
いまいち好きになれないお話もあるし、現実にないよな~とかって感想もあるんだけどなんだか手放せない本。はじめのお話がまさに現実離れしてるけど可愛くて大事にしてしまう!2016/11/21
ユリ
2
引越しする前に読みたい本。家って特別なものだから読んでて楽しい。簡単に読めるし、少し時間があるときに再読してもいいかもしれない。2016/05/28
ごま麦茶
1
若い女性の『引っ越し』と『恋愛』がテーマの短編集。同名の映画もあるみたいですが、映画とのリンクは特にないようです。『普通の街のアリス』が可愛くて、わくわくしました。どのお話も、軽くて読みやすく、引っ越しいいなぁと思えました(笑)2020/05/13
Liger
1
ライトな恋愛小説でしたね^^アパートを舞台にした短編小説は新鮮でした。短いし、サラッと読めて、気分転換に良かったです。「普通の街アリス」はやってみたいしやられてみたいですねー。「サボテンガール」は最後のオチがとても好きでした。2017/11/29
Arisa♡03
1
2007映画。新垣結衣、松田龍平 サクサクと読みやすい短編7話。引っ越しを軸にしたお話で、日常の一コマなんだけど、ありえそうでありえない。こんな出来事が起こったら素敵だなって、新しい生活に期待がふくらむような気持ちにさせてくれる。2015/06/11