内容説明
本書は、公共投資改革の方向性として、5つの重点化の必要性や国と地方の役割分担の再考等について、提言を行っている。また、日本経済活性化の柱の一つである都市再生について、国際競争に資する基礎的インフラの早期整備や民間開発プロジェクトを促進するための都市再生ファンドの創設を提言した。建設産業の動きとしては、地方公共団体や民間発注者における入札・契約制度の動向を紹介し、また建設会社の再編の動向や建設業の雇用状況、ゼネコンの技術力やITへの取組等について取り上げた。この他、海外建設市場の動向、米国同時多発テロの経済的影響、米国の社会資本整備状況をめぐる論議を紹介した。
目次
第1章 マクロ経済と建設投資
第2章 建設工事入札・契約制度の動向
第3章 建設産業の動き
第4章 都市再生
第5章 海外の動向