内容説明
本書では、入札制度の最近の動きとして、本年2月に施行された公共工事入札契約適正化法及び本年10月から具体的導入が図られる電子入札について触れている。また、契約方式多様化の一つの動きとしてCM方式を取り上げ、CMの母国アメリカの状況並びに我が国のCMの状況及びその本格的導入の展望について述べている。建設産業の動きとしては、縮小する建設市場の中での建設雇用の動向、会計基準の変更と建設業への影響、建設産業のITへの取り組み、現場生産とリスクマネジメントを取り上げた。この他、海外建設市場の動向、米国建設業向けドットコム関連企業のサービス、米国の社会資本整備状況をめぐる論議を紹介した。
目次
第1章 マクロ経済と建設投資(経済と建設投資の動き;地域毎に見た地方公共団体による公共投資の動向)
第2章 建設工事入札契約制度の新たな動き(入札制度の最近の動き;CM方式―契約方式多様化の一つの動き)
第3章 建設産業の動き(最近の建設雇用の動向;会計基準の変更と建設業への影響 ほか)
第4章 海外の動向(海外の建設市場の動向;米国建設業向けドットコム関連企業のサービスについて ほか)