内容説明
本書は、今後見込まれる建設市場の縮小の中再構築がせまられる建設産業について、建設就業者、建設業の規模別経営状況の分析をした上で、地方、大手の業者とも従来の延長線上ではないビジョンを明確にし、組織のあり方を明らかにする必要性があること、また、特に組織のあり方の一つとして持株会社を提案している。また、IT活用について、我が国におけるeコマース、ASP等最近の動向を分析するとともに、米英についても若干の紹介を行った。この他、海外建設市場の動向、米国における建設工事紛争の裁判外解決及び元下関係等について記述している。
目次
第1章 マクロ経済と建設投資
第2章 公共投資その役割と今後の課題
第3章 建設市場の将来動向
第4章 建設産業の将来を考える
第5章 海外の動向