目次
第1章 事業損失補償の定義及び軽減対策並びに処理手順
第2章 日照阻害(住宅居室)
第3章 テレビ電波受信障害
第4章 水枯渇
第5章 建物等の損傷
第6章 事業損失に係る事務処理指針(案)(工事騒音に伴う病弱者等の被害)(日陰に伴う農作物の被害)
第7章 日陰により生ずる太陽光発電設備に対する損害等に係る費用負担(案)
第8章 定型化されていない類型の事業損失に関する補償
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
かず
13
お仕事本。事業(公共工事)によって生じた損失(日照阻害、テレビ電波受信障害、水枯渇、建物等の損傷、騒音等)については各々に事務処理要領があるが、その前提となる理論に関する説明書は非常に少ない。本書は非常に有益なものと言える。2023年に新版が発刊され、情報の新しさも尚嬉しい。私は当面必要な冒頭の理論編と地盤変動による建物損傷費用の補償に関してのみ読んだ。理論編は職場の研修資料と大差なかったが、事務処理要領の解説は、工事担当者担当部分は今迄に読んだ資料以上に詳細だった。理論を元にして誠実に対応したい。2024/04/30