内容説明
本書の第一部では、まず不動産証券化の展望をとりあげた後、年金、不動産事業者、税理士等の実務家などそれぞれの立場からみた不動産証券化の現状と将来が紹介されている。外国から見た我が国の証券化も理解の一助となろう。続いて、不動産証券化と税制、デューデリジェンスと情報開示、債券市場の改善、鑑定評価といった「報告書」でも採りあげられている主要項目について今後の政策のあり方が論じられている。最後のポートフォリオ投資理論からの考察は、本件をアカデミックにとらえようとする読者を満足させるであろう。第二部は、「報告書」の本体である。
目次
第1部 不動産の証券化をめぐる論考集(不動産証券化の展望(マクロ経済の視点から)
年金からみた不動産の証券化
不動産事業者からみた不動産の証券化
実務家からみた証券化への期待
外国からみた日本の不動産証券化 ほか)
第2部 研究会報告書(「不動産の証券化に関する研究会」報告書の概要;「不動産の証券化に関する研究会」報告書)
付録(“Securitization of Real Estate in Japan”(講演原稿))
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- 和書
- ジャンヌ・ダルク復権裁判