内容説明
農地制度の新理念は、農地の「有効利用」―耕作放棄地解消。面的集積。有効利用を担うのは誰か。株式会社は農地の有効利用の担い手たり得るのか。複雑な農地制度の問題の所在を明快に解明。
目次
第1章 農地に関する規制・誘導措置の今日的必要性・根拠について
第2章 農地法の目的の今日的妥当性について
第3章 農地の「有効利用」を農地制度の理念とすることについて
第4章 農地の所有者に対し利用の義務を課するなどの措置について
第5章 農地と農地利用を担う者との関係について
第6章 「農地政策の展開方向」の提示している事項について
著者等紹介
高木賢[タカギマサル]
1943.8.14生。群馬県出身。東大法卒。1967(S42)農林省入省。構造改善局農政部長。農産園芸局長。大臣官房長。食糧庁長官。弁護士登録(第二東京弁護士会)。東京農業大学客員教授。財団法人大日本蚕糸会会頭理事。農地政策に関する有識者会議・座長(2007.1)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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