目次
序章 管理会計とは何か?
第1部 戦術的な意思決定(短期視点)のための管理会計(短期的な意思決定のいろいろ―管理会計の視点で判断する;CVP分析―コスト・販売量・利益の関係を考える;原価分解―発生するコストを分析する;新しい管理会計の領域―いろいろな費用の管理方法)
第2部 原価管理のための管理会計(原価計算―製品原価を計算する;コストマネジメント―製造間接費を配賦する)
第3部 戦略的意思決定(長期視点)のための管理会計(資本コスト―資金調達のためのコストを知る;長期的な意思決定―戦略的な意思決定を知る;バランスト・スコアカード―戦略と数字をつなぐ)
著者等紹介
駒井伸俊[コマイノブトシ]
株式会社イーバリュージャパン代表取締役。駒井伸俊税理士事務所。税理士、中小企業診断士、ITコーディネータ、登録政治資金監査人、ワインエキスパート。1967年生まれ。青山学院大学国際経済学部卒業、中央大学大学院法学研究科修了。大手信託銀行等を勤務後、経営コンサルタントとして独立、現職。その他、輸入会社等の代表取締役。また中小企業大学校、産業能率大学総合研究所、高齢・障害・求職者雇用支援機構、地方公共団体、商工会議所、企業等で、講演・研修講師としても活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ちくわ
4
これは非常にわかりやすいと思った。製造業ベースではあるものの、管理会計について知っておくべき基本的な知識について、文章と簡単な数式を用いて説明していく。もしかしたら全くの初心者にはわかりにくいのかもしれないが、製造業の実務内容や組織人としての経験があった上で、かつ、問題意識を備えて読むと非常に頭に入ってくる。具体例としての数式を用いての計算部分というのが非常にわかりやすいと思う。専門外の書籍ではあるもののおすすめ。2025/08/11
BOOK READ Kame Papers
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会計初心者の私にとって本当にお世話になったと感じる一冊。この本を読んだことでやっと少しばかり会計知識がついてきた。だが、基本的に製造業向けの会計について本のため私にあまり関係ない部分も多かった。次はもう少し勤め先の業種向けに書かれた本を探してみようっと。 でも、会計の基礎的な部分はこの一冊からすごく学べたので買ってよかった!2024/06/30