出版社内容情報
プロダクトづくりのデッドエンドを乗り越える──
そして「プロダクトづくり」は「システムづくり」へ。
本書は、従来のプロダクトづくりが直面する「デッドエンド(行き詰まり)」をいかに乗り越えるか、その全体戦略を描き出した一冊です。
本書が提唱するのは、視点を「プロダクト」から、モノ・コト・ヒト・トキが絡み合い生成する「システム」へと転換すること。そして、「正しさ」を探すのではなく、「正しくなる状況」をつくる営みへとモノづくりを移行すること。その営みの芯に位置付けられるのが「アジャイル」です。
ソフトウェア開発から組織変革までを貫く、20年来のアジャイル実践知がここにあります。不確実性に挑み、「価値」のみならず「意味」あるモノを作ろうとするエンジニア、プロダクトマネージャー、事業開発担当者にとって、必携の手引きとなるでしょう。
【目次】
第1章 「ソフトウェアづくり」をアジャイルにする:仮説キャンバスで「期待」を捉える
1-1 ソフトウェアづくりを間違う理由
1-2 仮説キャンバスで「期待」を捉える
1-3 作る、試す、正す
第2章 「ソフトウェア」から「プロダクト」へ:仮説キャンバスで「価値」を捉える
2-1 解くべき「問題」が存在しない
2-2 仮説キャンバスで「価値」を捉える
2-3 仮説検証型アジャイル開発によるプロダクトづくり
第3章 「正しい」を探すのではなく、「正しくなる状況」をつくる:仮説展開ストーリーで「変化」を捉える
3-1 行き詰まる「プロダクトづくり」
3-2 「システム」の仮説を立てる
3-3 「システム」の仮説検証
第4章 システムをシステムでつくる:From-Toキャンバスでチームに「アジャイル」を宿す
4-1 最も小さな動くシステム(MVS)
4-2 「プロダクトチーム」から「システムチーム」へ
4-3 中間的生成的組織
第5章 アジャイルなシステムをアジャイルにつくる:「作るモノ」と「モノづくり」の一体化へ
5-1 システムをアジャイルにつくる
5-2 システムをアジャイルにする
5-3 システムに「内包」されたモノづくり
内容説明
プロダクトづくりのデッドエンドをいかに乗り越えるか?「正しいもの」を探すのではなく、「正しくなる状況」をつくる―そのプロセスの全景を描き出した、アジャイル実践知の集大成。不確実性に挑むエンジニア、プロダクトマネージャー、事業開発担当者に贈る、「プロダクトづくり」から「システムづくり」へと至るための実践の手引き。
目次
第1章 「ソフトウェアづくり」をアジャイルにする―仮説キャンバスで「期待」を捉える(ソフトウェアづくりを間違う理由;仮説キャンバスで「期待」を捉える;作る、試す、正す)
第2章 「ソフトウェア」から「プロダクト」へ―仮説キャンバスで「価値」を捉える(解くべき「問題」が存在しない;仮説キャンバスで「価値」を捉える;仮説検証型アジャイル開発によるプロダクトづくり)
第3章 「正しい」を探すのではなく、「正しくなる」状況をつくる―仮説展開ストーリーで「変化」を捉える(行き詰まる「プロダクトづくり」;「システム」の仮説を立てる;システムの仮説検証)
第4章 システムをシステムでつくる―From‐Toキャンバスでチームに「アジャイル」を宿す(最も小さな動くシステム(MVS)
「プロダクトチーム」から「システムチーム」へ
中間的生成的組織)
第5章 アジャイルなシステムをアジャイルにつくる―「作るモノ」と「モノづくり」の一体化へ(システムをアジャイルにつくる;システムをアジャイルにする;システムに「内包」されたモノづくり)
著者等紹介
市谷聡啓[イチタニトシヒロ]
プログラマーとしてキャリアを始め、SIerでのマネジメントや大規模インターネットサービスの運営を経て独立。20年以上にわたり現場と組織の両面からアジャイルを実践し、「正しいものを正しくつくる」あり方を探究してきた。個人や組織の力を結び合わせ、変化を現実にしていく「芯」を見出すことに熱意を注ぎ、越境を続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。



