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出版社内容情報
現代の合目的主義的な常識に反して、デザインはモードの束縛を逃れることができる──
OOUI(オブジェクト指向ユーザーインターフェース)の第一人者が、その思想的背景である「モードレス性」について徹底的に考究した、革命的な道具論
多くのデザイナーは、モードを作ることがデザインであると思いがちです。つまり使用者を特定の道筋に誘導することがデザインの役割だと考えてしまうのです。しかしヒューマンインターフェースにおいては、むしろ行動を解放するベクトルでデザインを考えるべきです。モードレスデザインは、使用者の自由と創造性を拓きます。
道具哲学、現代思想、生態学、情報理論など、さまざまな観点に接続しながら、デザインが歩むべき道を現代社会に問い、すべてのデザイナーを鼓舞する蜂起の書。
“インターフェースのモードというのは、作り手が考える以上に罪深い。これは人権に関わる問題だ。モーダルなインターフェースは、人の行動を決まった順序の中に閉じ込め、コントロールしようとする。道具を提供しているように見せて、人を道具にしているのである。だからデザイナーはいつも、できる限り操作をモードレスにする努力をしなければならない。これはインターフェースデザイナーにとっての第一の倫理規範だろう。”(「6. モードレスネス」より)
内容説明
人の自由と創造力を奪う使役的なモードを解体せよ。オブジェクト指向UIデザインの第一人者が放つ、ソフトウェアの道具論。
目次
1 詩人の態度
2 使用すること
3 適合の形
4 界面と表象
5 対象と転回
6 モードレスネス
7 モダリティー
8 道具の純粋さ
9 創造すること
10 解放のためのデザイン
著者等紹介
上野学[ウエノマナブ]
デザイナー/デザインコンサルタント。各種ソフトウェアのヒューマンインターフェースデザインに従事。ソシオメディア株式会社にてデザインメソッド開発を担う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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