出版社内容情報
デジタルアートをはじめたいクリエイターのための教科書
オープンソースのプログラミング環境Processingを用いて、4つのステップ「アイデアのビジュアル化」「構図と構造」「洗練と深化」「プロダクション」を辿りながら、コンピュテーショナル・シンキングとコーディングによるアート制作の基礎が身に付く一冊。作例のサンプルコードはすべてProcessing内のContribution Managerからインストール可能なので、プログラミングでアート制作をする「クリエイティブコーディング」のたのしさと奥深さをすぐに体験できます。
内容説明
デジタルアートをはじめたいクリエイターのための教科書。オープンソースのプログラミング環境Processingを用いて、4つのステップ「アイデアのビジュアル化」「構図と構造」「洗練と深化」「プロダクション」を辿りながら、コンピュテーショナル・シンキングとコーディングによるアート制作の基礎が身に付く一冊!
目次
第1部 クリエイティブコーディング(アイデアのビジュアル化;構図と構造;洗練と深度 ほか)
第2部 作品例“MOUNTROTHKO”(着想;アイデアから完成まで)
第3部 コーディング実践(問題への対処;学習経路;制作プロセス)
著者等紹介
ユジャン[ユジャン]
章聿。アーティスト。パブリックで大規模なインスタレーションのためのインタラクティブ技術の理論とアート実践で2017年に博士号取得。複合現実のインスタレーションとプロジェクション、センサーベースのインタラクティブ、コンピュテーショナルアートを使ってビジュアルアートにアプローチしている。表現のルーツには、アジアの伝統的な記号体系(シンボリズム)がある。ドラマと文化的記号をアートとして解きほぐし、インタラクティブ性と接続性の体験へと変換する。インタラクティブ性を起点に、作家、作品、観客、環境の間を接続するさまざまなレイヤーを構築し、それがダイナミックな観客体験の中でどこまで影響を与え、再構築できるかを表現している
ファンク,マティアス[ファンク,マティアス] [Funk,Mathias]
アイントホーフェン工科大学(オランダ)工業デザイン学部フューチャーエブリデイグループ准教授。コンピュータサイエンスと電気工学の博士号(同大学)をもつ。研究テーマは、複雑なシステム設計、遠隔データ収集、音楽表現のためのシステム、およびドメイン特化型言語や統合開発環境などの設計ツールなど。これまでに、日本の国際電気通信基礎技術研究所(ATR)、ドイツのアーヘン工科大学での研究職のほか、オランダのフィリップスコンシューマーライフスタイルで客員研究員として勤務。また、アイントホーフェン工科大学のハイテク・スピンオフ企業であるUXsuiteの共同設立者でもある
杉本達應[スギモトタツオ]
東京都立大学システムデザイン学部准教授。情報デザイン、デジタルメディア表現、データ可視化デザインの研究教育など。学生時代にジョン・マエダに触発され、クリエイティブコーディングを始める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。