出版社内容情報
文化庁のメディア芸術分野の事業として10年以上続いてきた人材育成プログラム
<アニメーションブートキャンプ>の一生モノの講義がついに書籍化。
一流アニメーターの講師陣から学ぶ、動きの極意を集約!
身体を動かし、観察し、共に学ぶ──
上手いアニメーター達の<わざ>の秘密を学ぶための、シンプルで奥深いレッスン集。どのように演技プランを設計し、動きを描き、他者に伝えるのか? 文化庁のメディア芸術分野の一事業として10年以上続いてきた「アニメーションブートキャンプ」の一生モノの講義が、待望の書籍化。一流アニメーターの講師陣によるワークショップや講義を通じて、アニメーションの動きを描くために必要な考え方を学べる入門書です。
内容説明
身体を動かし、観察し、共に学ぶ―「伝わる」アニメーションをつくるための基礎講座。文化庁のメディア芸術分野の取組として10年以上続いてきた人材育成プログラム「アニメーションブートキャンプ」の一生モノの講義がついに書籍化。一流アニメーターの講師陣から学ぶ、“動き”の極意を集約!アニメーターの小田部羊一、富沢信雄、沖浦啓之による特別講義や井上俊之、小森よしひろ、りょーちも、セドリック・エロールらの対談も収録。
目次
1 「上手い」とは?「表現」とは?
2 “共通感覚”を確かめる
3 身体で感じる
4 ポーズを見つける
5 演技をつくる
6 アニメーションブートキャンプの教育
著者等紹介
竹内孝次[タケウチコウジ]
アニメーションブートキャンプ共同ディレクター。アニメーションプロデューサー、東京アニメアワードフェスティバルフェスティバルディレクター。1953年生まれ。1976年に株式会社日本アニメーションに入社。1980年、株式会社テレコム・アニメーションフィルムに移籍。前テレコム・アニメーションフィルム社長。2016年より東京アニメアワードフェスティバルのフェスティバルディレクターを務める
稲村武志[イナムラタケシ]
アニメーター。株式会社プロダクション・アイジー所属。シンエイ動画株式会社に入社し、動画・動画チェックを担当後、1991年株式会社スタジオジブリ入社。その後ジブリ作品で原画を手掛け、株式会社スタジオポノックを経て現在に至る
布山タルト[フヤマタルト]
アニメーションブートキャンプ共同ディレクター。東京藝術大学大学院映像研究科アニメーション専攻教授。博士(学術)。1990年代からアニメーション作品を制作。2000年代からアニメーション制作デバイスの開発を始め、国内外の美術館や科学館等で体験型展示やワークショップを行う。開発したコマ撮りアプリ「KOMA KOMA」は小中学校の授業等でも広く使われ、アニメーション教育の裾野を広げている。その他、ラインテストツール「KOMA CHECKER」や音もコマ撮りできるアプリ「KOMA OTO」等を開発。日本アニメーション学会事務局長。日本アニメーション協会理事。一般社団法人日本アニメーション教育ネットワーク理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。