出版社内容情報
スタジオジブリで撮影部を立ち上げ、数々のアニメーション作品の画作りを支えた奥井 敦の仕事の軌跡をたどる
奥井氏が旭プロダクション在籍時に手掛けた『AKIRA』『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』『紅の豚』からスタジオジブリの最新作、スタジオポノック作品まで一挙収録。
インタビューや豊富な図版をもとに制作プロセスを解説し、撮影による画づくりの手法に迫ります。
撮影台でセル画を扱うアナログ制作の時代から、デジタル制作に至るまで、アニメーションの撮影の仕事と映像演出の役割についてを紐解きます。
宮﨑 駿監督・富野由悠季監督・大友克洋監督ほかスタッフコメントも掲載!
内容説明
スタジオジブリで撮影部を立ち上げ、数々のアニメーション作品の画作りを支えた奥井敦の仕事の軌跡をたどる。『AKIRA』『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』からスタジオポノック作品、スタジオジブリの最新作までインタビューや解説をもとに、撮影による制作プロセスを一挙収録。撮影台でセル画を扱うアナログ制作の時代からデジタル制作に至るまで、アニメーションの撮影の仕事と映像演出の役割についてを紐解く―。宮〓駿監督・富野由悠季監督・大友克洋監督ほかスタッフコメントも掲載!
目次
0 アニメーションの撮影―「画」から「映像」を作り出す(アニメーションにおける撮影の役割;スタジオジブリ最後のアナログアニメーション―『もののけ姫』の撮影;撮影に関する用語集:アナログ編;デジタル撮影の流れを見る―『風立ちぬ」の撮影)
1 アナログ撮影の時代(AKIRA;機動戦士ガンダム 逆襲のシャア;紅の豚;平成狸合戦ぽんぽこ;耳をすませば;もののけ姫)
2 アナログ撮影からデジタル撮影へ(ホーホケキョとなりの山田くん;千と千尋の神隠し)
3 さらに新たな映像表現の世界へ(メアリと魔女の花;ちいさな英雄―カニとタマゴと透明人間;君たちはどう生きるか;解説2:階調を持った光と影の表現を―HDR(ハイダイナミックレンジ))
著者等紹介
奥井敦[オクイアツシ]
スタジオジブリ執行役員映像部部長/エグゼクティブイメージングディレクター。1963年島根県生まれ。1982年に旭プロダクションに入社し、撮影の仕事を始める。『ダーティペア(劇場版)』(1987)で初の撮影監督に。1993年、撮影部発足と同時にスタジオジブリに移籍
野崎透[ノザキトオル]
編集者・ライター。学生時代は理論物理を専攻。卒業後、企業の研究所でソナーAIの研究に従事するが、1年弱で退職。航空雑誌の編集者・ライターを経てアニメーション雑誌『Newtype』の編集者に。その後、スタジオジブリの出版部に移籍。アニメーションの脚本家、編集者として様々な作品に関わる他、日本大学芸術学部映画学科で脚本の講師も務める(2020年退官)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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けんとまん1007
富士さん
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