出版社内容情報
制作プロセスを効率的にする。
デザインに一貫性をもたらす。
イノベーションを起こしやすくする。
デジタルプロダクト開発において、デザインシステムが寄与するメリットは非常に大きく、近年さまざまな企業や組織がデザインシステムの導入に注力するようになりました。
しかし、デザインシステムの構築や導入も容易ではありませんが、それ以上に難しいのは使い続けてもらうための運用です。繰り返し使われない・浸透しないデザインシステムは、せっかく苦労して作っても意味がありません。
本書では、デザインシステムの専門家として世界有数のブランドで導入・運用を成功させてきた著者が、それぞれの組織で「実践としてのデザインシステム」を採用し、成長させ、維持していくための方法を解説します。デザインシステムのメリットを、企業や組織全体でしっかり受けられるようになるノウハウが詰まった一冊です。
目次
1 デザインシステムが必要なわけ
2 デザインシステムの基礎
3 デザインシステムを構成する部品
4 お墨付きにまつわる誤解
5 パイロットプロジェクト―デザインシステムの着手と維持に最適の方法
6 ガバナンスと貢献
7 役割と職責
8 デザインシステムのプロセスとワークフロー
9 デザインシステムの成功の指標
10 伝道に終わりはない
著者等紹介
モール,ダン[モール,ダン] [Mall,Dan]
フィラデルフィア出身の夫にして父親、教師、クリエイティブディレクター、デザイナー、創業者、起業家。自身が運営するデザインシステム・ユニバーシティでカリキュラムとコンテンツ、コミュニティの作成と収集、整理を行い、企業のチームが大規模なデザインを行う助けをしている。過去にはデザインシステム・コンサルティング会社のSuperFriendlyを10年以上にわたって経営した。デザインシステムやプロセス、リーダーシップなどを話題に、自身のウェブサイト「Danmall.com」の週間ニュースレターで記事を書いている
長谷川恭久[ハセガワヤスヒサ]
Web/アプリに特化したデザイナー/コンサルタントとして活動中。組織の一員となるスタイルで一緒にデザインに関わる課題を解決する仕事をするなど、チームでデザインに取り組むための提案と実践をしている。アメリカの大学にてビジュアルコミュニケーションを専攻後、マルチメディア関連の制作会社に在籍。帰国後、数々の制作会社や企業とコラボレーションを続け、現在はフリーで活動
高崎拓哉[タカサキタクヤ]
翻訳者。書籍とスポーツの翻訳を手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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