AIアシスタントのコア・コンセプト―人工知能時代の意思決定プロセスデザイン

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AIアシスタントのコア・コンセプト―人工知能時代の意思決定プロセスデザイン

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  • サイズ B5判/ページ数 135p/高さ 23cm
  • 商品コード 9784802510844
  • NDC分類 007.1
  • Cコード C3055

出版社内容情報

Amazon Echo、Google Home、Clova WAVEなど、各社から様々なスマートスピーカーが発売されています。これらの会話型AIアシスタントは、これからのビジネスをどう変えていくのでしょうか?

本書では、社会学的な知見を土台に、AIアシスタントがもたらす大きな変化をひもとき、50個のコア・コンセプトとしてまとめて丁寧に解説しています。視覚型から会話型のインターフェイスへ、意欲後から意欲前の行為選択へ、CRMからVRMモデルへと抜本的な刷新が起こり、消費者の購買行動プロセスや流通・広告のあり方が大きく変化する可能性を持った今、これからのサービス構想に必要となる「新たな語彙」と「新たな見方」を提供する一冊です。


AIが社会を変えるのではない。社会の様々なインターフェイスが変わることで我々の意識が変わるのだ。本書では、今後の社会を考えるうえで下敷きにすべき重要なことが余すところなく網羅されている。
津田大介(ジャーナリスト/メディア・アクティビスト)

内容説明

視覚型から会話型のインターフェイスへ。意欲後から意欲前の行為選択へ。CRMからVRMモデルへ。スマートスピーカーの開発ラッシュは、次世代消費者決済市場のシェアをめぐる熾烈な戦いの幕開けだ。社会学的な知見を土台に、AIアシスタントがもたらす大きな変化をひもとき、これからのビジネスに必要な「新たな語彙」と「新たな見方」を提供する一冊!

目次

1 SCOPE―いま何が起きつつあるのか(AIアシスタント;行為選択のデザイン ほか)
2 STAGE―意欲前意欲後領域(意欲前領域に関わる分野(選好の充足化;デピュタイズ・アプローチ ほか)
意欲後領域に関わる分野(オブジェクト指向インターフェイス;検索エンジン ほか))
3 STRATEGY―戦略の来し方/行く末(愛着を向上させる仕組み;キャラとキャラクター ほか)
4 SKETCH―フューチャー・ビジョン(次の広告から、広告の次へ;商品広告から、消費者広告へ)

著者等紹介

堀内進之介[ホリウチシンノスケ]
1977年生まれ。博士(社会学)。首都大学東京客員研究員。現代位相研究所・首席研究員ほか

吉岡直樹[ヨシオカナオキ]
1973年生まれ。現代位相研究所・研究員、XAMOSCHi・ディレクター。デジタル系プロダクションの設立を経て現職。米国PMI認定プロジェクトマネジメント・プロフェッショナル、経営学MQT上級(NOMA)、ウェブ解析士(WACA)、日本マネジメント学会正会員(個人)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kenitirokikuti

6
いまIT系の流行りは深層学習とブロックチェーンみたいだけども、本書が対象としているのは Amazon Echo のアレクサみたいなやつである▲商品の外装はなぜ自分自身を広告しているのか、ということが問い直されていた。例えば、飲食店のテーブルには醤油瓶や箸が置いてあることが多いが、ふつう我々はそれらを売り物と思って買うことはない。また、料理を盛られた器を持ち帰る人もいないだろう。それはなぜなのか? 改めて考えるとそんなに自明ではないなぁ…。いまの我々は既製品を買わされることに慣れすぎなのかもしれない。2018/01/08

A.Sakurai

2
私は一貫して音声インタフェース否定派だ。AIスピーカーが大流行りでアメリカでは広く受け入れられているという報道を目にしても変わらない。文脈を解さない音声コマンドが適用できることは限られると考えている。本書はAIスピーカーを取り上げて、どう使われていくのか論じている。現在の使い方は本来のものでなく、本命は「意欲前領域」と本書で呼んでいる行動の先回りをAI学習で実現することだとしている。音声コマンドはクソであるが溜め込むことで発生前の行動を誘導しようとしていると。その通りだろうが、上手くいくかは別の話。2018/04/11

yutolog

0
人は製品やサービスに無関心化してきている。そのためファシリテート、デピュタイズアプローチなど意欲前領域での工夫が重要になってくる。 AIアシスタントは人のワーキングメモリーを節約する方向であるべきで、フィルタリング、スヌーズ、自動化が主な役割になるだろう。 製品としては愛着が持てるようにユーザーに主体的に関わる機会をデザインすることと、視覚や聴覚などを組み合わせ、人の特性に合致した方法でアプローチすべきだろう。2019/06/05

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