出版社内容情報
使いやすいけど、かっこわるい?
かっこいいけど、使いづらい?
両立に悩むあなたのデザインを進化させる一冊。
──スマートフォンの登場がすべてを変えてしまった。... 今は、インターフェイスが私たちに最も近くなった時代なのである。... この領域には、デザインからエンジニアリングまで含めるとほとんど無限の可能性が眠っている。(序文より)
フラットデザイン以降のデザインマナーに対応した、ベストプラクティス集。広がるデバイス、ウェブ、アプリ、PCからウェアラブルまで、変化する環境と、その背後で生まれつつある新しいデザイン思想を、豊富なビジュアルと最新のインターフェイス論で捉えます。世界の優れた事例を「見る」、実践者および研究者の優れた知見から「学ぶ」、ひとつの視点に留まることなくビジュアルと理論を「知る」ことで、手を動かし考え進める助けになる、今までになかったUIデザインの本。
インタビュー:中村 勇吾、Ivan Poupyrev(Google ATAP)、筧 康明
内容説明
使いやすさと美しさを両立する。フラットデザイン以降のデザインマナーに対応した、ベストプラクティス集。広がるデバイス、ウェブ、アプリ、PCからウェアラブルまで、変化する環境と、その背後で生まれつつある新しいデザイン思想を、豊富なビジュアルと最新のインターフェイス論で捉える。
目次
GRID/LAYOUT
FLAT DESIGN
MINIMALISM
NAVIGATION
COLOR
PHOTO IMPACT
MOTION
ICON/SYMBOL
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
シカマル
8
帯の「使いやすさと美しさを両立する。」という文句に惹かれて。どれもセンスが良い。小さな四角い画面でも、色合いや図形の組合せ、余白の使い方で多様な姿を見せる。やっぱり色使いは大事だと思う。2017/03/23
おおた
7
「使いやすい」とはどういうことか。葡萄酒で例えると、革袋に入れていた時代が長かったが、やがて瓶に代わりペットボトルに代わったりして、保存性や軽量性に着目する時代が来る。Webも20世紀に普及し始めてからまだ20年ちょっとで、動画は簡単に見られるし写真を共有したりとてつもない量のデータをクラウドにバックアップできるようになった。そういうものをいかに使いやすく分かりやすくデザインするかが今後の着眼点になっていくという内容が、パーツのサンプルやインタビューで構成されている。ちょっと現実的でない話もあるけど。2016/07/24
Ayumi Okamoto
1
美しく機能的なインターフェイスデザインが施されたアプリを例に、工夫されている箇所が細かく説明されていて勉強になる。またインタラクションデザインを様々な分野に分けた記事も読めるので、良い。2018/01/23
doji
1
執筆陣の豪華さから、きちんとスキューモフィズム→フラットデザインといった流れを深く掘り下げて考察されていてとても読み応えがある。有機的に向かうことや、映画的なものになっていくこと、さまざまなことに思考が巡った。すべてが気持ちよさに向かっていくのも、デザインというものの根源的なあり方を示しているようで、とても面白い。2016/07/30
kei0878
0
インターフェースの概念と変遷がわかりやすくまとめられている。2017/05/01