出版社内容情報
謀略・内紛の「過去」
虐殺・侵略の「現在」
膨張・破滅の「未来」
“共産主義”という怪物
なおも世界中を食い荒らそうと膨張し続ける
その血塗られた歴史と野望とは─
「中国4,000年」とよく言われるが、清国以前の中国は「国家」ではなく「天下」だった。
辛亥革命を経て「国家」になった中国は、二度の大戦の中で「共産主義」という怪物に飲み込まれ、
いま、日本にとって「最大の脅威」となっている。
日本は今後どう対峙すべきか? 中国共産党の謎に迫る!
辛亥革命から始まる中国の近代史は、まさにこの欧化の中で進行してゆく。
と同時に、それは列強諸国(西欧・ロシア・日本)に虫食いのように侵食され、
半植民地になる屈辱の時代の到来だった。
彼らが言う「百年の屈辱」が始まったのだ。
今から述べる中国共産党は、この屈辱のただ中で誕生した。
では、その共産党の過去と現在、そして近未来につき、以下において語ってゆきたい。
(本文より)
内容説明
「中国4,000年」とよく言われるが清国以前の中国は「国家」ではなく「天下」だった。辛亥革命を経て「国家」になった中国は、二度の大戦の中で「共産主義」という怪物に飲み込まれ、いま、日本にとって「最大の脅威」となっている。日本は今後どう対峙すべきか?中国共産党の謎に迫る!
目次
序章 近代中国は天下を止めて国家となった
第1章 中国共産党前史
第2章 中華人民共和国
第3章 毛の戦争、毛の内乱
第4章 改革開放―人民中国第二革命
第5章 今、中国は
第6章 中国の近未来
解説 「国家」としての中国近現代史(三浦小太郎)
著者等紹介
小滝透[コタキトオル]
ノンフィクション作家。金沢大学中退後サウジアラビア・リヤード大学に留学、アラビア語とイスラム教を学ぶ。主として、宗教・歴史・政治を対象に著作活動を行う。第二回・第九回毎日二十一世紀賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
guanben
金吾庄左ェ門