冷たい豆満江(トマンガン)を渡って―「帰国者」による「脱北」体験記

個数:

冷たい豆満江(トマンガン)を渡って―「帰国者」による「脱北」体験記

  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2026年01月23日 02時14分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 46判/ページ数 269p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784802401173
  • NDC分類 916
  • Cコード C0095

内容説明

「地上の楽園」の謳い文句に騙された父に連れられて「帰国」した女性が見たものは?それから37年、北朝鮮の生活に耐えられなくなった著者は、身体の弱い末子一人を連れ、極寒の豆満江を渡る…。赤裸々に明かされる「帰国者」「脱北者」の全貌。

目次

第1章 望まぬ「帰国者」になって
第2章 初めての脱北
第3章 長女の家で待っていたもの
第4章 脱北者拘置所での日々
第5章 追放された山奥の村で
第6章 吉州からの脱出
第7章 中国で待っていたもの
第8章 図們の拘置所で
第9章 日本への長い道

著者等紹介

梁葉津子[リョウハツコ]
昭和18(1943)年、朝鮮半島出身の両親の下、大阪市に生まれる。2歳の時に大阪大空襲で家族は焼き出されて石川県に疎開、そのまま定住し、16歳で地元紡績工場に就職。17歳の頃から父親あてに朝鮮総連関係者の訪問が始まる。熱心な説得に応じて北朝鮮への「帰国」を決心した父親に違和感を感じながらも、父親への同情心と両親との別れがたい気持ちから共に北朝鮮へ行くことになり、昭和35(1960)年、両親の生地ではなく自分の出身地でもない「祖国」北朝鮮に「帰国」する。改革開放で活気付く中国人を目の当たりにし、金正日体制下の「苦難の行軍」で食糧配給が途絶えるに及んで脱北を決意する。1度は失敗して強制送還されるものの、2度目に成功、現在は日本に定住している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

それいゆ

34
斎藤博子さんという脱北日本人妻の手記を読んだことがあります。その時と同じく梁さんの体験記も衝撃でした。理解しがたいのは、脱北は命をかけての行動だなのに、何回も行き来している人たちがいることです。また、無事中国に入ったとしても決して安全ではなく、逮捕され送還されることにおびえながら、いつまでたっても日本に帰国できないとは!作者も書いているように拉致被害者たちは、南北統一が実現して北朝鮮が滅亡すれば即帰国できそうな気がします。そんなことありえないのに、それを願うばかりです。2021/06/27

梅干を食べながら散歩をするのが好き「寝物語」

16
▼著者は大阪梅田生まれのコリアン。著者の脱北の記録だ。▼1960年「帰国事業」により北朝鮮に渡るも、劣悪な生活を悲観し、1997年以降脱北を試みて2度目に成功。▼北朝鮮の生活、国境を越える場面、獄中の日々の記録はむごい。明かせない事もあるのか、幾つか抜けている情報があると感じた。▼「少なくとも日本の支配を受けていたころは、いまの北朝鮮よりも食べ物の苦労はありませんでした」「食べ物のない生活は、わざとそうさせることで人々から豊かな心を奪う、残酷なやりかたなのかも」これは体験者にしか説けない分析だろう。2023/07/24

さんつきくん

4
在日朝鮮人として大阪に生まれ、石川県で育った著者は18歳の時に、両親とともに北朝鮮へ帰国する。両親は共に現在の韓国領で生まれたが、総連の話しを信じたのだ。日本との環境の違いに戸惑いつつ、それでも生きていかなれければいかないため、生活する。同じ帰国者と結婚し子供も生まれた。90年代になり金日成が亡くなると、食糧不足から飢餓が蔓延。著者は脱北を決意する。冷たい豆満江を渡り、中国領へ。しかし、数カ月後、逮捕送還されてしまう。脱北は失敗に終わる。北朝鮮の山奥に移されるが、また脱北をする。そして日本へ。2026/01/04

niki

4
帰国者の脱北手記があるのかと驚き一気に読んだ。過酷な状況と共に、筆者の冷静な筆致に驚いてしまう。地獄を生き抜いた人は悟りの境地に達するのだろうか。 最初から帰国などしたくなかったこと、「ここは本当に来てはいけないところだった」と気付いた瞬間の怖さ、帰国を望んだ父親自身も後に後悔していたこと、人が人を食べてしまう事件、苦しい。追放された村の生活だけは清らかだが、「ここはあなたが住むところじゃない。行きなさい」と村の女性に言われた時は私まではっとさせられた。 北朝鮮の問題は私が生きている間に解決するのだろうか2024/02/13

depo

4
図書館本。昔読んだ「凍土の共和国」を思い出しました。両親とも南出身なのに、「地上の楽園」などというおいしい言葉に騙され北に「帰国」する両親に連れられ北に渡ってしまった著者。その著者の日本という祖国への本当の「帰国」の体験記。2021/06/29

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/17796708
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ドワンゴ」にご確認ください。

最近チェックした商品