出版社内容情報
内容説明
世界中が注目した!日本の“南極犬ゾリ隊”奇跡の実話。日本初の第一次南極観測隊とともに上陸した犬ゾリ隊。南極での活躍を終え、日本に帰ることが決まった矢先、第一次南極観測隊を猛烈なブリザードが襲った…『ハンカチぶんこ南極犬物語』(2011年9月刊行)をリサイズ編集。
目次
三匹の子犬
一万四千キロの旅
氷山が見えてきた
十九頭の勇者たち
死ぬな、ベック
まっ赤な足あと
SOS!こちら宗谷
さよならの名札
ゆるしてくれ、犬たちよ
二つの黒い点
助けあった兄弟
おわりに
著者等紹介
綾野まさる[アヤノマサル]
1944年、富山県生まれ。67年、日本コロムビア入社。5年間のサラリーマン生活後、フリーのライターに。特にいのちの尊厳に焦点をあてたノンフィクション分野で執筆。94年、第2回盲導犬サーブ記念文学賞受賞。日本児童文学者協会会員
くまおり純[クマオリジュン]
1988年京都出身。2010年よりフリーのイラストレーターとして活動中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Midori Matsuoka
6
2011年刊行の新装版。 第一次南極観測隊に同行したカラフト犬たちの物語がコンパクトに描かれている。 カラフト犬が選ばれた経緯や南極観測船「宗谷」の航行。南極での生活、犬たちの性格、そして断腸の思いで犬たちを置いてきた経緯、どれも簡潔だけど心を込めて描かれている感じがした。 映画『南極物語』をテレビで見て、南極観測隊に興味がわいて手に取った本の一冊。一番わかりやすかった。 いくら寒さに強く適応力に優れているとはとはいえ、タロジロたちはよく過酷な南極の地で生き延びたなあ、と思う。2021/04/28
★かな★
1
こんな悲しい出来事があったとはこの本を読むまで知りませんでした。 犬たちを置いて離れなければならないというシーンではとても胸を打たれました。 感動しました!2022/03/20
徳次郎
0
涙涙の物語1999/09/10
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