内容説明
元アメリカ海兵隊の著者が警告する朝鮮半島における南北統一の悪夢と、詳細な軍事シミュレーションで描く、日本に迫りくる“新たな戦争”の危機!
目次
1 日本人は世界や戦争の現実について知らなさすぎる
2 日本人は好戦的な国民ではない
3 なぜ戦争は起きるのか?
4 第二次大戦の直前、米国は英国と戦争しようとしていた
5 なぜ日本は植民地にならなかったのか?
6 実現しなかった戦争、徳川幕府がスペインに勝利し、フィリピンを併合
7 日本が植民地になっていたら、どうなっていたか
8 フェミニストが米軍を弱体化させている
9 日本と統一コリアの戦争シミュレーション
10 日本と統一コリアの戦争シミュレーションについての解説
著者等紹介
フォン・シュラー,マックス[フォンシュラー,マックス] [von Schuler,Max]
本名、マックス・フォン・シュラー小林。元海兵隊・歴史研究家。ドイツ系アメリカ人。1974年岩国基地に米軍海兵隊として来日、その後日本、韓国で活動。退役後、国際基督教大学、警備会社を経て、役者として「釣りバカ日誌8」等、ナレーターとして「足立美術館音声ガイド」等、日本で活動。現在は結婚式牧師、「日出処から」代表講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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かおりん
20
元海兵隊のドイツ系アメリカ人の著書。英文と日本語訳が交互に書かれている。英文は読めないから章見出しや小見出しのみ見る。米国人は好戦的、戦時中に日本人は残虐というプロパガンダを作った。米国人の金に対する貪欲さを日本人は理解していない。戦国時代、他国を征服するための宣教師の話は驚いた。戦争の必要性は日本人にはない考えだと思った。韓国の慰安婦問題や反日は、日本の文化や政治、戦争における日本の偉業をうらやましく思っているから。朝鮮が統一するかは分からないが脅威は増している。戦争のシミュレーションはあり得るか?2019/08/02
荏苒 byn
0
この手の本を3冊ものしている、極東通の歴史通。日本在住らしい。アメリカに批判的。歴史のIFも、シミュレートする、意欲的な書。江戸幕府がスペインと戦争してたらとか、ユニークな、着眼。統一コリアが、仕掛けてくるとか。対訳式で、外人も読める。2019/08/29