内容説明
歴史教科書・受験問題は、自虐史観・偏向のオンパレード！「数学の論理」を使うと、正しい歴史認識が身につき、「日本史」がもっと面白くなる！受験必勝の戦略から日本が直面する難題解決の必殺技も見えてきた！
目次
第１章 日本国憲法を数字で読み解く！（数学の論理を使えば歴史は倍、面白くなる；日本の伝統から外れた日本国憲法 ほか）
第２章 有名中学校の入試問題は本当に偏向しているのか？（偏向する中学入試問題；桜蔭中学校 ほか）
第３章 大学入試問題にみる歴史研究の実際（偏向すらできないセンター日本史；史上最低の東大日本史問題 ほか）
第４章 南京大虐殺と三角形の内角の和（大東亜戦争―試験エリートの失敗；（従軍）慰安婦問題―戦い方を考えよう ほか）
第５章 もう数字に騙されない（基地の７０パーセントが沖縄って本当？；国の借金１０００兆円の嘘 ほか）
著者等紹介
倉山満［クラヤマミツル］
１９７３年、香川県生まれ。憲政史研究家。１９９６年、中央大学文学部史学科国史学専攻卒業後、同大学院博士前期課程を修了。在学中より国士舘大学日本政教研究所非常勤研究員を務め、２０１５年まで日本国憲法を教える。著書多数
平井基之［ヒライモトユキ］
１９８４年、山梨県生まれ。受験戦略家。東大に文理両方で合格（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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出世八五郎
20
美しさが大事。美しさが正義。常識も正しさも美しさがなければ常識でもないし正しくもない。ということを学んだ。人間が各々何をするか･･･それは美しさが基準となる。それは女性の美しさではない。しかし、美人は美しい。だから持て囃される。美人は正しい。兎角、行動も常識も正義も何もかも美しさが大事。散らかった部屋にも美しさはある。各々が何を美の基準とするかにある。田口佳史は“本質、深さ、歴史”???が思考には大事と言っていたが、二人の対談からも同じものを感じた。情報に振り回されず、リテラシーを磨きたい。2020/04/29
軍縮地球市民shinshin
16
名門私立女子中学の入試問題て、左翼的に偏向しているのだなぁと初めて知った。優等生的な女子は先生の教えを疑わないから、素直に信じて東大とかお茶の水に入って反原発デモとかに参加するのかもしれない。確かに偏差値が高いほど、空想的平和主義を単純に信奉している女子大生が多いような気がする。結構これは害悪だと思う。 あと、本書は数字のマジックとも言える問題にも言及している。沖縄には米軍基地が70%集中とか。米軍基地の定義によって数値は変動するのだ。大学の就職率100%という宣伝と同じ。2018/06/23
ムカルナス
12
理数アタマとは①過程に注目する②可視化する③全体像をつかむの三点なんだそう。その視点で歴史教育の問題点や政治家、経済学者、マスコミの情報発信、間違いを指摘する。理数系が苦手、文系アタマしかない私なので理数アタマで見ればどんな発見があるのかと期待して読んだが、上記三点くらいは文系アタマでも考える。学校の丸暗記させる歴史教育は問題だが歴史本を何冊か読めば、上記三点くらいは見えてくる。中身的には悪くないがタイトルに騙されたような感じで読後感が悪い。2020/03/20
ミナ
12
理系の頭が壊死させたことをこれ程、後悔することはなかった……。やればやるほど、本質をきちんと伝えられない自分に呆れていたけど、理系の頭がないから全体像も見えてこなかったからか～。算数からもう一度始めたら少しはマシになるだろうか？2018/06/05
やす
11
中学の入試問題でも日本史に関しては意図的でしろそうでないにしろ偏りはあるのだなと。数学視点で歴史を見るというのはなかなか斬新だった。平井先生のような方に学んでいれば数学が好きになれたかもなぁ…2020/03/01
