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内容説明
大東亜戦争は、複雑怪奇な「事件」だった。各事件の首謀者たちを“マトリョーシカ”に例えれば、彼らの中に潜んでいた黒幕こそヨシフ・スターリンだ。
目次
序章 共産化とスターリン(大戦の原因論とアジアの不安定要因;独裁者スターリンとは)
第1章 世界大戦前夜、各国の思惑(ソ連;米国 ほか)
第2章 スターリンの大謀略(大恐慌とヒトラーの台頭;スターリンの警戒と国際工作 ほか)
第3章 大東亜戦争の真偽(支那事変;ノモンハン事件 ほか)
第4章 日本破壊と盗まれた独立(占領と破壊;敗戦の社会混乱 ほか)
著者等紹介
落合道夫[オチアイミチオ]
昭和18年、静岡県生まれ。北海道大学、国際基督教大学卒業。近代史研究者。専門分野は日本近現代史(大東亜戦争)、政治思想(国態思想、共産主義、ファシズム)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Go Extreme
1
スターリンこそが「戦争をデザインした男」である スターリンは「唯一の戦略を持った指導者」と評価される スターリンの工作によって、日本は「操り人形」にされた 戦後秩序は「勝者の正義」によって作られた虚構である 日本は侵略者ではなく共産主義勢力により戦争へ誘導された被害者である ソ連は「正義の国・労働者の楽園」としてのイメージを輸出し、西側世界を欺いた スターリンは各国にスパイを派遣して、世界の動向を把握しつつ謀略を指揮した インターネットの普及により、歴史の真実や隠された情報にアクセスする市民が増加している2025/04/03
くらーく
1
あー、そうかもしれないね。現在から第二次世界大戦まで遡って、一番利益を得た国はどれだ?と、何も知らない人に聞いたら、中国やロシア(ソ連)を上げるでしょ。戦前、国際連盟の常任理事国でもない、革命後で得体のしれない国が、戦後はアメリカと世界を二部するソ連。ソ連衰退後、経済成長を果たし、世界第二位の経済大国になり軍事増強著しい中国。先の大戦の結果じゃなかろうか。 結果からみて、コミンテル、共産主義の勝利であって、民主主義、資本主義の国は、いいように操られていたのじゃないかねえ。本当にそう思っている自分がいます。2019/07/13




