出版社内容情報
英文契約書を正しく翻訳したい人
英文契約書の翻訳を学びたい人
英語で契約案を書き起こす人、必携!
契約書の英日・日英翻訳のテクニックと、英文契約書の書き起こし(ドラフティング)や対案作成に必要な知識をギュっとまとめて1冊に!
【目次】
第1章[基礎編] なぜ契約書の翻訳の知識が必要なのか?
01 国際取引と英語
02 日本法と英米法の違い
03 英米法の基本ルール
04 英文契約書の構成と一般条項のチェックポイント
第2章[実践編] 契約書翻訳の演習と解説
Lesson 1 和訳演習 英文契約書翻訳に欠かせない法律用語の基本
Lesson 2 和訳演習 英米法の知識を充実させて訳文に反映する
Lesson 3 英訳演習 和文契約書翻訳の基本
Lesson 4 和訳演習 契約書で用いられる基本的な数量表現
Lesson 5 和訳・英訳演習 一般用語と区別すべき契約書の頻出表現
Lesson 6 和訳・英訳演習 契約書の翻訳で特に注意を要する表現
Lesson 7 和訳演習 実践! 訳文を格上げする基礎力トレーニング
Lesson 8 英訳演習 実践! 訳文を格上げする基礎力トレーニング
Lesson 9 AI 翻訳の現在―ツールとしてどう付き合っていくか
第3章[発展編] 英語で契約書の条項を書き起こす際のポイント
POINT 1 文末の「~する。」に注意―権利、義務、事実表明に応じた調
POINT 2 どの時点で「~する」のかに注目―時制を明確に意識する
POINT 3 相手に注意を促して抑止力を持たせたい場面―仮定法未来の活用
POINT 4 当事者自身と第三者の行為をカバーするには
POINT 5 「直ちに」「速やかに」「遅滞なく」の一貫性
POINT 6 裁判所の判断―be held by a competent court の活用
POINT 7 損害賠償(damages)の範囲の確認と上限の設定
POINT 8 損害賠償額の予定(Liquidated Damages)条項を置く場合の注意
POINT 9 同義語の併記
POINT 10 重要な契約条件の決定や変更を協議に委ねるリスク
POINT 11 解除事由を「重大な違反」とだけ書くリスク
POINT 12 インコタームズに関して確認すべき事項
POINT 13 ウィーン売買条約(CISG)への言及を確認する
POINT 14 支配権の変更(Change of Control)条項の 必要性を検討する
POINT 15 英文が原文の意図を正しく反映しているかの確認
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- テキスト法学 (改訂版)