出版社内容情報
国鉄・新幹線総局 東京第一運転所。現在の品川インターシティの場所にあった新幹線の車両基地で、国鉄が分割民営化した直後まで、日本の大動脈を守り続けてきた。
この記録は、東京第一運転所で行われてきたさまざまな検査・修繕業務を振り返ったもので、当時の新幹線の車両検修の実際を知ることができる。
とくに、お召列車の整備にまつわる話であったり、日本に3両しか存在しなかった「世界最速のディーゼル機関車」と言われた911形の検修などの回想録は非常に興味深い。
【目次】
・巻頭グラフ
・東京第一運転所の概要
・東北・上越開業要員のこと
・北陸・北海道新幹線開業要員のこと
・911形検修の話
・912形検修の話
・お召列車整備の話
・関西鉄道学園の話
内容説明
0系新幹線黄金期を支えた日々。
目次
回想、東一運(名門・日本国有鉄道東京第一運転所で過ごした日々;日本各地からやってきた職員たち;国鉄時代の0系交番検査;走行検査(添乗検査)
臨修日勤
912‐1号機の検修
911‐3号機の検修
お召整備
臨修日勤時代を振り返って
各種訓練・試験とドクターイエロー
営業列車の緊張感が漂う東京派出
関西鉄道学園のこと
手持ち時間
100系デビューのころ
100系の検修と大井支所での仕業検査
労働運動について)
資料編
著者等紹介
渡邉健志[ワタナベタケシ]
1958年4月、東京都大田区に生まれる。生家の前を東急池上線が走り鉄道に興味が。小学生時代に神奈川県横浜市に転居。転校先の小学校の教室から東海道線が見えたことで、さらに鉄道熱が上がった。上野・岩倉高校に進学し国鉄を目指し、願い叶い1977年4月新幹線総局に採用される(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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