出版社内容情報
消防がドローンを運用することによってどんな情報が得られるのか? どのような活動ができるのか? 機体の種類は? 関連資機材は何を準備するのか? これらを紹介したムックです。
実際にドローンを飛行させる場合に必要な許可や資格、災害時など緊急の場合に省略できる申請の種類、必要な安全管理、災害運用時とイベント運用時の違いなど、消防がドローンを運用する際に注意すべきことや必要なことをまとめています。
また、管内状況や災害種別に応じてどのような訓練をすればいいのか、訓練の設計方法の事例も記事にしています。
さらに、すでにドローンを活用している消防本部の運用方法を災害種別ごとに掲載。これからドローンを導入する消防本部、すでにドローンを導入していてこれまで以上に効果的な運用を目指している消防本部に向けたドローンの参考書です。
【目次】
《消防の運用に向いているドローンと搭載装備》
●機体の種類
●搭載できる資機材
●ドローン操縦者が使用する資機材
●ドローンからの映像の伝送方法
《ドローン運用に必要な資格・許可》
●ドローンの運用の基礎・基本
●ドローン飛行に必要な資格と取得法
●ドローン飛行に必要な飛行許可申請と申請方法
●ドローン飛行で注意すべき法律
●特別な申請が必要になる施設
●緊急時に省略できる飛行申請等
●ドローン運用上必要な安全管理
《ドローン操縦の訓練方法》
●NISTが認定する訓練法
●障害物検索基礎訓練の基本設計
●閉鎖空間検索訓練の基本設計
●想定訓練の設計方法
●複数操縦者の訓練法
●無人航空機操縦士国家資格の審査概要と訓練活用
《災害でのドローン活用事例》
●ドローン隊の人員配置(人数と役割)の例
●建物火災の情報収集
●林野火災の情報収集
●水難事故の情報収集
●火災調査での検証
●夜間飛行での情報収集
●土砂災害現場での情報収集
《トピックス》
●NBC災害・CBRNE対応におけるドローン活用の可能性
●埼玉県八潮市道路陥没事故でのドローンの情報収集
●総務省消防庁の「ドローン技術指導アドバイザー」制度の現状と活用法
●放水ドローン導入への流れ
《ドローン用語集》