出版社内容情報
鉄道車両には、やがて引退の日がやってきます。もしかしたら、残された時間はあとわずか、撮影や乗車が叶うのは今だけかもしれません。まもなく引退?それとも続投?まさに転機を迎えようとしている車両たち、気になる注目車両、約100 例がここに集結します。
【目次】
巻頭特集
JR東日本 E3系の軌跡
嵯峨野観光鉄道トロッコ列車の旅
第1章 JR編
第2章 大手私鉄編
第3章 地方私鉄・第三セクター編
第4章 地下鉄・新交通編
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
えすてい
4
平成を彩った「名車」が、「消滅危機」にある。その中には、生まれは昭和だが、本格的な増備は平成になってからだったり、平成に大規模リニューアル工事を受けてイメチェンし、その事業者や路線のイメージアップに貢献した車両も含まれる。名鉄では100系が「消滅危機車両」として挙げられていた。2025年時点では全車健在だが、2026年度以降500系に置き換えられるとみられているからだ。一方で置き換え完了の名古屋市営地下鉄は1両も取り上げられず、自動運転バスへの転換が予定されているゆとりーとラインも言及なしである。2025/07/29