出版社内容情報
ヨーロッパの北西、イギリスの西に位置するアイルランド。高緯度にありながら暖流の影響で一年中大地が緑に覆われており、その大地の色は「Forty Shades of Green(40色のグリーン)」といわれます。それゆえ「エメラルドの島」とも呼ばれ、ナショナル・カラーはもちろん緑です。
そんな「緑の島」には古くからケルト人が住み、万物に神が宿る精霊信仰に基づくケルトの文化が花開きました。神話、音楽、絵画、建築、言語……今も島に残る独自の文化は、この島の自然の美しさもあいまって、世界中の人を魅了しています。
本書では、ケルト暦に則って1年を「インボルク」「ベルティナ」「ルーナサ」「サウィン」と4つに分け、緑の島の季節の移ろいと、そこに暮らす人たちの日々の営みの風景を綴りました。211のトピックを通して、アイルランドの自然と動植物、ケルトの行事や風習などを存分に堪能していただけます。
また、実はアイルランドが発祥であるウイスキーやハロウィーンをはじめ、タイタニック号や小泉八雲、ギネスビール、音楽、文学などのアイルランドゆかりのいろいろについても季節の合間にたっぷりとご紹介。
ページをめくるごとに、ケルトとアイルランドの文化にとっぷり浸って、緑の島を旅しているような気分になれる一冊です。
内容説明
一年中大地が緑に覆われるエメラルドの島の季節の移ろいと人々の暮らしの情景を、ケルト暦の季節をたどりながらご紹介します。
著者等紹介
山下直子[ヤマシタナオコ]
長野県上田市出身。早稲田大学第一文学部卒業後、(株)ユーラシア旅行社添乗員として世界60数か国をまわり、2000年よりアイルランド在住。アイルランド公認ナショナル・ツアーガイドとして団体から個人旅行まで全土を案内するほか、TV・雑誌のコーディネート業も行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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バーベナ