地方再興の力になるSLの恒久運転

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地方再興の力になるSLの恒久運転

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  • サイズ 46判/ページ数 160p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784802215299
  • NDC分類 686.21
  • Cコード C0065

出版社内容情報

1976年に始まった「蒸気機関車の観光運行」は近年、岐路に立たされています。山口県・島根県の「SLやまぐち号」の機関車は故障が長引き、岩手県の「SL銀河」、滋賀県の「SL北びわこ号」、熊本県の「SL人吉」の運行が終了しています。原因として、機関車を維持する技術者の人材難、交換部品の入手難などが指摘されています。
蒸気機関車は、人類が初めて機械によってヒトやモノの輸送を可能にした乗り物であり、人類の貴重な歴史・工業遺産です。1979年の「SLやまぐち号」運行開始の経緯は、当時の国鉄総裁が「人類の科学遺産を後世に残したい。動く蒸気機関車を残すことは子どもへの教育効果も大きい」と訴えたことでした。蒸気機関車は、線路沿いで子供たちをはじめとする多くの沿線住民に喜びをもたらし、大勢の観光客を呼んで賑わいと経済効果を呼び込む、地域活性化の賜物であります。
さまざまな価値のある「蒸気機関車の動態保存」に立ちはだかる困難を克服し、蒸気機関車が観光資源として沿線地域の活性化にいかに貢献できるのかを考察し、まとめた一冊です。

内容説明

観光資源と機械遺産としての蒸気機関車の未来への道筋を考える。鉄道事業者や沿線など現場の声もお届け!

目次

第1章 蒸気機関車の誕生から衰退、そして動態保存へ至る歴史(蒸気機関の発明と蒸気機関車の誕生;蒸気機関車の日本到来と国産化への道のり ほか)
第2章 SL運行がもたらす地域への恩恵(地元・山口県民から愛される「SLやまぐち号」;鉄道ファンを露店でもてなし、SLへのお手振りも欠かさない ほか)
第3章 機関士と機関助士の養成・訓練および、部品調達、技術者確保の問題(複数の資格と養成期間が必要な機関士・機関助士という仕事;「高度な専門職」としての機関士・機関助士の仕事 ほか)
第4章 蒸気機関車の恒久的な運行に向けての課題(蒸気機関車に対する人々の価値観と見方;SL運行は地域活性化の資源であり「社会貢献運動」につながる ほか)
第5章 SL列車の運行維持とSLを活用した沿線地域活性化への提言(民間有志による協賛団体の設立;SLを重要文化財に ほか)

著者等紹介

中本祥二[ナカモトショウジ]
1982(昭和57)年、広島県廿日市市生まれ。フリーライター。6歳の頃に「SLやまぐち号」に乗車したことがきっかけで、蒸気機関車に愛着を抱いた。フリーフイターとして2024年1月までに、「Yahoo!JAPAN エキスパート」で飲食店や農業法人などの取材を行い195本の記事を執筆した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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