出版社内容情報
ティーガー重戦車、空母エンタープライズ、零式艦上戦闘機……第二次世界大戦で陸海空を制した“主役”たちのドラマティックな戦いぶりは、今なお伝説として語り継がれている。だが現実の戦場では、数多くの“脇役”兵器たちが、性能の良し悪しにかかわらず、懸命にそれぞれの任務を果たすことで戦いに貢献していた。
『ミリタリー・クラシックス』誌の人気連載「歴史的兵器小解説」をまとめたシリーズが復活! 待望の第4集。第二次大戦で戦局を左右しなかった兵器、その後の時代にじんわり存在感を放つ兵器、現代も使われる優れた地味兵器など、戦車・飛行機・駆逐艦から通信機や地雷探知器まで、兵器の歴史に厚みを加える62種を紹介。
内容説明
二つの世界大戦では、戦艦「大和」やティーガー重戦車、スピットファイア戦闘機など、メジャーな“主役”兵器たちの活躍が華々しく語られるのとは対照的に、その陰に数多くの“脇役”兵器たちがあった。マイナーながらも存在感を放つ数々の“脇役”について、その誕生、特徴、戦歴などを紐解いた、季刊『ミリタリー・クラシックス』誌の人気連載「歴史的兵器小解説」の総集編・第4集。小火器や軽車輌、補助艦艇や連絡機、さらには通信機や地雷探知機など、兵器65種を収録。
目次
第1章 陸上兵器(九七式側車付自動二輪車;八九式重擲弾筒;15cm s‐G33重歩兵砲 ほか)
第2章 艦艇(筑波型巡洋戦艦;水上機母艦「瑞穂」;潜補型(伊三五一型) ほか)
第3章 航空機(国際 キ76 三式指揮連絡機;ドルニエDo335プファイル;フォッケウルフFw189 ほか)
著者等紹介
有馬桓次郎[アルマカンジロウ]
作家・ライター。各社レーベルで小説作品を発表する傍ら、主に明治期以降の日本陸海軍にまつわるエピソードを『ミリタリー・クラシックス』をはじめ各誌に寄稿している
印度洋一郎[インドヨウイチロウ]
『ミリタリー・クラシックス』で歴史改変小説「世界の仮想戦記オルタナティブ・ワールド」を連載中。戦争映画Blu‐rayの解説を執筆(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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