目次
はじめに―なぜ「検知の教科書」が必要なのか
1章 検知とは何か
2章 化学剤検知の原理に詳しくなる
3章 バイオ(生物剤)の検知とその特性
4章 放射性物質、放射線の検知とモニタリング
5章 検知分野全体の動向
6章 検知機器ガイドGuide for Detection Equipment
7章 実施例“千葉市消防局のCBRNE訓練体制”(千葉市消防局)
8章 検知に関するQ&A
著者等紹介
浜田昌彦[ハマダマサヒコ]
1956年山口県生まれ。広島大学(応用化学専門)卒業後、1980年陸上自衛隊入隊。化学科職種で約30年、化学兵器防護、放射線防護分野で活躍。この間、化学学校研究員、教官、教育部長、陸幕化学室長等を歴任。1999年から2002年までオランダ防衛駐在官兼OPCW日本代表団長代行。2013年に化学学校副校長を最後に退官。元陸将補。退官後は、重松製作所主任研究員、またCBRN防衛のアドバイザーとして、消防大学校(NBC災害科コース)、各県消防学校等、30カ所以上で講演、消防専門誌Jレスキュー、月刊消防等の各種専門誌において連載中
岩熊真司[イワクマシンジ]
1961年埼玉県生まれ。1986年防衛大学校を卒業後、1987年陸上自衛隊化学科職種の幹部自衛官として任官。1989年防衛大学校理工学研究科に入校、特殊車両の研究に携わる。1998年陸幕開発課00式個人用防護装備の開発を担当。2008年技術研究本部陸開5室長に就任、NBC偵察車の開発プロジェクトを担当。2010年中央特殊武器防護隊長に就任、2011年原子力災害派遣部隊長として派遣部隊を指揮、災害派遣終了後、スペインにおいてアストゥリアス皇太子賞を受賞。2012年化学学校教育部長、2014年化学学校副校長、2017年退官。国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構放射線医学研究所客員研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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