出版社内容情報
鉄道模型を入手したけれど、そのままではどうしてもリアルさに欠けてしまう……そう考えている愛好家は多いだろう。実際の車両はサビや汚れなどでボディに独特の風合いが出ているし、模型では細部が簡略化されていることが少なくなく、製品のままではどうしても満足できないものだ。そんなときはディテールアップやウェザリングなどによってリアルさを高めることができる。本書は引退したばかりのキハ85、キハ183について、ディテールアップやウェザリング時に役立つ実車の写真を満載した資料集。晩年に活躍した番台を中心にモデラー視点で観察し、サイドビューや屋根上、妻面、そして車両内部といった実車のディテールを紹介、細密化や汚し塗装のヒントを載せていく。
内容説明
晩年に活躍した番台をモデラー視点で観察、ディテールアップ、ウェザリングの参考に。
目次
新時代の幕開けを感じさせた気動車特急 キハ85(キハ85サイドビュー;キハ85屋根上の記録)
キハ85車両別データファイル(二つの非貫通顔;非貫通顔のディテール ほか)
酷寒に対応した高出力気動車特急 キハ183(キハ183サイドビュー)
キハ183車両別データファイル(キハ183 1500番台;キハ183 1550番台 ほか)
著者等紹介
佐々木龍[ササキリュウ]
1988年東京生まれ。物心ついたときからの鉄道狂いだったが、15歳のころよりパンクロックに目覚めて一度は鉄道から離れるも、18歳の大事な受験期に鉄コレと出会い模型に熱中する。日本大学芸術学部写真学科卒業後は1年間広告系の製作会社に勤めカメラマンとして独立。現在は雑誌の仕事を中心に、大手メーカーのカタログ撮影なども担当。最近はカメラよりカッターを握って工作する仕事のほうが圧倒的に多いとか(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。