内容説明
有名な客船・フェリーから乗ることのできない貨物船、タグボート、マグロ漁船…博物館の歴史的な展示船まであの船の中はどうなっている?
目次
第1章 乗るフネ(外航クルーズ客船 にっぽん丸(3代目)
長距離フェリー きそ(2代目) ほか)
第2章 働くフネ(RORO型貨物船 むさし丸(2代目)
内航貨物船 共勝丸 ほか)
第3章 学ぶ・調べるフネ(練習船 大成丸(4代目)
練習帆船 海王丸(2代目) ほか)
第4章 見るフネ(貨客船 氷川丸;南極観測船 宗谷 ほか)
著者等紹介
プニップクルーズ中村辰美[プニップクルーズナカムラタツミ]
船舶専門のイラストレーター、画家。1957年(昭和32)年東京生まれ、東京育ち、二十代の数年間を兵庫県西宮市で過ごす。会社員生活の傍ら趣味でブログやSNSに自作の船の絵を投稿しているうちに船好きの方々や海運、港湾業界から認められるようになり、2018年(平成30年)に独立して現在に至っている。作品はクルーズ客船のギフト商品、海事関係の団体の広報誌の表紙やノベルティグッズ、レストラン船やフェリーのパンフレット、船旅雑誌等のイラスト記事、船内航路表示ディスプレイのアイコンなどに採用され、東京海洋大学やクルーズ客船の船内での水彩画教室も実施。年に一度、横浜で個展を開催している。プニップクルーズは創作用ネーム(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ベーグルグル (感想、本登録のみ)
48
乗るフネ、働くフネ、学ぶ・調べるフネ、見るフネの4章構成で、見開き2ページにイラストでカットされた船内の内部構造、次ページには説明が書かれている。覚えられないのでパラパラ読みましたが、船専門のイラストレーターであり、会社員生活の傍ら趣味でブログや SNS に自作の船の絵を投稿しているうちに船好きの方々や海運、港湾業界から認められるようになり、2018年(平成30年)に独立して現在に至っているとの事。2022/02/17
いーたん
23
有名な客船、フェリーをはじめ、タグボートや診療船、練習帆船、南極観測船などの船の中身を、イラストと船愛に満ちた文章で紹介。船と一口に言っても様々な種類があって驚くとともに、機能と生き残りのためにいろんな工夫の片鱗を知ることができ、船に乗って旅したい気分がMAXに!なかでも、水戸岡悦治さんデザインの「おりんぴあどりーむせと」の展望フロアにはミニトレインも走ってるとか。乗ってみたい!何よりも船に対する愛が感じられつつ押し付けがましくないテキストと、わかりやすいイラストがよかったでした。2021/12/18
MASA123
7
図書館の新刊本で見つけた。写真じゃなくて全部のページに詳細なイラスト掲載がイイネ!です。著者はわたしと同世代の、船専門のイラストレーターだ。自分も小学生のころ軍艦のプラモデルを作ったり、客船の絵とか描いていたことがなつかしい。この絵本?は欲しいなあ、買おうかな。 文章のことも書いておきます。著者の船への愛にあふれていて、船を擬人化している文章もあり、ちょっとひいてしまいました。「彼女は北米航路の貨客船として産声をあげた・・しかし幸福な時代はつかの間、太平洋戦争がはじまり海軍徴用され彼女は(氷川丸)」 2022/01/13
マメラッティ
4
抽象化された断面図が実に楽しい、年齢的にもっと巨大な紙面だったら良かったが、子供の頃に読んでいたら延々と眺めていただろう。また絵図のあとの説明が、船の歴史や現状、著者の思いみたいなのが実によくまとまっていて、さらなる興味を起こされる。見学可能なところなどは行ってみたくなった。2022/01/15
Hiroshi Ono
3
突如今年からクルーズ船にハマり船関係に興味を持ち始めた。そんな中Twitterで本書著者の投稿を見かけたことから早速借りて来た。一番身近な「乗るフネ」以外にも「働くフネ」「見るフネ」などどの記事も楽しく読むことができた。何よりイラストが素晴らしい!船長のTwitterでの投稿も楽しい大峰山丸も載っている。ただひとつ鼻についたのは、欧米言語で船が女性名詞だと言うことは承知済だが、かと言って本書でも「彼女」と記述する必要があるだろうか。いずれにせよまた乗ってみたい船が増えたことだけは間違いない。 ☆☆☆★★2023/11/30
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