内容説明
東京の勝ち組女である“港区妻”には、純然たる階級がある。頂点に君臨するのは、生まれ育った東京で富裕層として暮らす、生粋の“東京女”。一方、たったひとりで上京し、港区妻の仲間入りを果たした女たちがいる。元CAで専業主婦の桜井あかりも、そのひとり。CA仲間だった東京出身の玲奈と百合が、実は着々とお受験準備をしていると知り、地方出身の自分との格差を感じるあかり。信頼する友人・凛子から慶應義塾幼稚舎の魅力をきき、さらにミステリアスな講師・北条ミキにすすめられ、あかりは受験を決意する。しかしそこに待ち受けていたのは、想像を絶する世界だった―。(天現寺ウォーズより)。御三家。それは、首都圏中学受験界に燦然と輝く、究極の伝統エリート校を指す。男子は開成・麻布・武蔵。女子は桜蔭・女子学院・雙葉。5万人ともいわれる首都圏中学受験生の頂だ。挑戦者を待ち受けるのは、「親の力が9割」とも言われるデス・ゲーム。子どもの頭脳、父の経済力、そして母の究極の献身が求められるこの戦場。運命の2月1日、「真の勝者」は誰だ―?(御三家ウォーズより)。
著者等紹介
佐野倫子[サノミチコ]
1979年東京都生まれ。埼玉大学教育学部附属小学校、共立女子中学高等学校、早稲田大学教育学部英語英文学科卒業。英国立ロンドン大学ロイヤルホロウェイに1年間の留学経験あり。出版・航空業界で勤務後、フリーランスへ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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