内容説明
太平洋戦争を通じ、九七式中戦車チハと共に日本陸軍の主力戦車として戦った、軽快・高速の「機動戦車」である九五式軽戦車ハ号。日本戦車史上最多の生産数を誇る九五式は、あらゆる戦線に投入され、捜索、戦線後方への突破、歩兵支援、海上機動など様々な任務に活躍した。本書ではその九五式軽戦車を、著者が蒐集した希少な未発表写真を中心に詳しく解説。九五式が前線や演習場で軽快に機動する勇姿や、戦車兵たちと共に写る姿、各部のディテール、車内の写真などを多数掲載し、さらに九五式を母体に開発された特二式内火艇の写真も収録する。また開発の経緯や発展も詳細に解説しており、日本戦車ファンなら必携の決定版資料となっている。
目次
カラーで見る九五式軽戦車
九五式軽戦車の開発と発展
千葉陸軍戦車学校の九五式軽戦車
公主嶺陸軍戦車学校の九五式軽戦車
陸軍機甲整備兵学校の九五式軽戦車
陸軍騎兵学校の九五式軽戦車
陸軍兵器学校の九五式軽戦車
戦場の九五式軽戦車
特二式内火艇の開発と発展
著者等紹介
吉川和篤[ヨシカワカズノリ]
1964年、香川県高松市生まれ。長らく広告代理店でアートディレクターとして勤務を続けたが、2020年春からフリーランスに転身。これまでも本業の傍ら、イタリア軍やドイツ軍、日本軍の陸戦兵器や戦史、軍装を中心に研究を続け、軍事雑誌や模型雑誌で連載記事を持ち、イラストの寄稿も行ってきた。また、蒐集した当時の軍装や戦車、火器の写真などを元に自費出版で写真集を刊行している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
-
- 和書
- 伝える準備