内容説明
言葉についてとことん調べる!“語学オタク”の通訳者たちが解説。プロでもとまどう80フレーズ。言葉にまつわるエピソードと一緒に新たなボキャブラリーを増やそう!
目次
1 訳せそうで訳せない言葉
2 おなじみの単語の違う意味
3 英語特有の慣用表現
4 まぎらわしい言葉
5 意外と役立つ専門用語
6 物語から生まれた言葉
7 スポーツ由来の表現
8 World Englishes
著者等紹介
松下佳世[マツシタカヨ]
立教大学異文化コミュニケーション学部・研究科准教授。日本通訳翻訳学会理事。会議通訳者。上智大学文学部新聞学科卒、米コロンビア大学ジャーナリズム大学院修士課程修了、立教大学大学院異文化コミュニケーション研究科博士後期課程修了(PhD)。朝日新聞記者としてニューヨーク特派員などを務めたのち、サイマル・インターナショナルの専属通訳者に。専門は通訳翻訳研究とメディア研究にまたがる学際的な研究分野であるニュース・トランスレーション研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Atsushi Kobayashi
15
お友達が出版ということで。。2020/07/09
Танечка (たーにゃ)
5
昨年、JACIのイベントで出版の裏話を聞いてからそろそろ1年。やっと読めました。私もパッと訳せない(けれど出会う可能性はそこそこありそうな)フレーズ、単語がいろいろ載っていて面白いかった!IT関係のものは余裕で分かっていたので一安心(?)2021/07/21
Nobu A
4
26名の同時通訳者による共同執筆。固有名詞も含め、英単語総数100万語超。そりゃあいくら予習をして臨んでも、通訳現場で未知語に遭遇することはあるでしょう。「おなじみの単語の違う意味」等、8章構成。読んでいると、通訳者達の苦労、知識欲、プロとしての矜持等が伝わってくる。他方、各単語に2頁も割き、執筆者が多過ぎて何度も苦労話が出てきて冗長。また、どのような文脈で使用されるか例文を載せてないのもあり、且つ実用性の面で役に立つのか疑問。個人的には「訳せそうで訳せない言葉」と「スポーツ由来の表現」が興味深かった。2021/10/13
ゆきんこ
2
通訳をしてる高校の友達の紹介で読んだ本。自身も英語に興味があるので難しいなりに楽しめたかも。 通訳者は大変だなぁというのが一番の感想。確かに聞いたことないことが出てきてそれを訳さなければならなければならないなんて大変である。しかも時間がない。それをなんとか駆使して考えてそれらしいことを訳してドンピシャではないが近いものになっているのがすごいと思った。 通訳者はいつも勉強していなければならないというのも大変そうである。 2021/03/16
玉媛
2
言葉は生き物2020/09/11