東京農業クリエイターズ

小野 淳【著】

イカロス出版（2018/05発売）

• サイズ B6判／ページ数 231p／高さ 19cm
• 商品コード 9784802205443
• NDC分類 611.7
• Cコード C0061

内容説明

都市で農業をはじめたい。食や農の新規事業を考えている。東京の観光資源を探している。コミュニティビジネスに興味がある。日本の農業がこれからどうなるのか気になる。本書は、こんな方におススメです！

目次

序章　『となりのトトロ』―農をめぐる冒険とドラマ
第１章　「農業大都市・東京」の兆し（都心のオフィスビル街から始まる農エンターテインメント；ＮＹ、ロンドン、ソウル、求められる持続可能性と幸せの象徴；農地は減り、「農ある暮らし」のニーズは増える）
第２章　婚活・忍者・インバウンド…農サービスはブルーオーシャン（「東京で農サービス」のはじめかた；婚活と忍者修行はいかにして畑の定番になったか）
第３章　東京は「農」で世界一住みたい街になる（「農のコミュニティ」で地域の価値が上がる）
第４章　「農業クリエイターズ」がつくる都市の未来（農家と企業、市民のコラボで都市農業は飛躍的に伸びる；都市のすき間が「新しい里山」となる）
あとがき　人工島でも農の力で命がまわる

著者等紹介

小野淳［オノアツシ］
（株）農天気代表取締役農夫、ＮＰＯ法人くにたち農園の会理事長。１９７４年生まれ、神奈川県横須賀市出身。大学卒業後、ＴＶ番組制作会社にてディレクター。２００５年大手飲食グループの農業生産法人に転職、有機ＪＡＳ農業を学ぶ。２００９年東京都国立市に拠点を持つ農業法人に転職、貸し農園を開設。２０１３年「くにたち　はたけんぼ」設立メンバーとなり、２０１４年（株）農天気設立。２０１６年ＮＰＯ法人くにたち農園の会理事長就任。畑で婚活、忍者体験など幅広い農サービスを提供するとともに、雑誌、学会誌などで都市農業に関する情報を発信中（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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[mamaboo]

付加価値を付けた農業でないと家業は継いでもらえないし・・・

2018/07/13

[h t]

農家は相続でがっつり取られるので都市部の農地はへってる

2018/10/15

[しま]

農地で農産物を作って売るだけでは、都市農業は生き残れない。農業とは違う農サービスを提供することによって、消費者に都市にも農地が必要であることを知ってもらう。今後はコミュニティのつながり、新しい里山がキーワードになる。都市農業についてはよく知らなかったので、勉強になった。

2018/06/22

[MatsuNoHon]

都市農地をいかに残すか、活用するか。"食農体験を通して日々の暮らしの充実感わ得ようという感性と農業農地を持続させて次世代に引き継ぐためのビジネス感覚"が必要。 東京に存在する農地は転換期を迎えている。食の安全性の不安。自然に触れ合うことによる安らぎ。これらが相まって、農がある暮らしへのニーズが高まっている。そんな中、貸し農園とそこで行う農体験、誰でも集まって来ることが出来るコミュニティ農園を作り上げた著者。都市農家と、人を呼び込む企業と組むことで、持続可能な農家、農地利用が出来る。

2018/08/30

[ふわふわ]

都市農園は面積が小さいからこそ、付加価値をつけていろいろな物とマッチングしたり、イベントにしたりする必要がある。

2023/07/24