内容説明
本書では、第二次世界大戦中にアメリカ陸海軍、海兵隊の将兵たちが身につけていた被服と装備類を、厳密な考証に基づいて描かれたカラー・イラストレーションと大戦当時の写真とともに紹介する。その範囲は歩兵、戦車兵、空挺隊員、山岳兵、レインジャー、航空機搭乗員、水上艦および潜水艦乗員、海兵隊員、婦人部隊員、看護師まで多岐にわたり、また戦闘時や航海時、飛行時など、できるだけ作戦勤務中の服装をメインに解説している。第二次大戦中のアメリカ軍の軍装を網羅的に知ることができる一冊だ。
目次
アメリカ陸軍 基本の軍装
アメリカ陸軍 空挺部隊員の軍装
アメリカ陸軍 戦車兵の軍装
アメリカ陸軍 レインジャー/山岳師団/特殊任務部隊員の軍装
アメリカ陸軍 太平洋戦域における軍装
アメリカ陸軍 将校の軍装
アメリカ陸軍航空軍 搭乗員の軍装
アメリカ海軍 基本の軍装
アメリカ海軍 太平洋戦域における軍装
アメリカ海軍 大西洋戦域における軍装
アメリカ海軍 潜水艦乗員の軍装
アメリカ海軍 PTボート/上陸用舟艇の乗員建設大隊作業員の軍装
アメリカ海軍/海兵隊航空隊飛行士の軍装
アメリカ海兵隊員の軍装
婦人部隊員/看護部隊員航空看護士の軍装
著者等紹介
村上和久[ムラカミカズヒサ]
1962年札幌生まれ。早稲田大学文学部卒業。海外ミステリ・冒険小説の編集者を十数年間つとめたのち英米文学翻訳者に転じ、古典ミステリから政治ノンフィクションまで幅広い訳書を手がける。戦史や軍装にも造詣が深く、本書には長年蒐集してきた資料の研究結果が生かされている。「北島護」名義でも軍事・軍装関係の訳書がある
竿尾悟[サオサトル]
漫画家。完成品が一つできる間にその数倍の箱を積むモデラー。ミリタリーテイストな作品を描き続けている
姫嶋香吉[ヒメシマコウキチ]
幼少期に図書館で偶然見かけた戦前戦中の写真集がきっかけで、制服全般や勲章記章類などに対し強い興味を持つ。以来、現在に至るまで「絵を通じて制服の魅力を如何にして伝える事が出来るか」を最大の目標とし日々探求中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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- 和書
- 日常の断片 - 特装版A