内容説明
はじめて訪れてもどこか懐かしい、不思議の国ポルトガル。首都リスボンのエリア別街歩き案内を中心に、北の町ポルトのおすすめスポットもご紹介。ポルトガルのかわいいもの、おいしいものの情報も満載です!
目次
リスボン街歩き(下町の風情と歴史を刻む町Lisboa(リスボン)
路面電車28番線に乗って ほか)
ポルトガルのおいしいもの(体に、心にやさしいポルトガル料理;食事を楽しむために知っておきたいこと ほか)
ポルトガルで見つけたかわいいもの(ときをこえ街を彩る、魅惑のアズレージョ;ポルトガルの手づくりをもとめて ほか)
ポルト、ポルトガル各地をめぐる(優美な風情漂う北の都Porto(ポルト)
ドウロ川の宝石、ポートワインに酔う ほか)
著者等紹介
矢野有貴見[ヤノユキミ]
文化服装学院アパレルデザイン科卒業。和装品のデザイン、古美術店勤務。ポルトガルの各地をまわって集めた民芸・雑貨のネットショップ「アンドリーニャ」代表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
momogaga
50
ブックカフェ。ポルトガルの国名は小さい頃から知っていましたが、知っていることといえば、歴史で日本の戦国時代の関わりと地理の授業で習ったことぐらい。スペインの影に隠れて地味な国と思っていましたが、レトロな雰囲気を味わえる写真の数々で興味をもっことが出来ました。リスボンのトラムに乗ります。2020/09/27
優希
40
自分もポルトガルへ旅をしているような気分になりました。お洒落で可愛くて美味しそうな街にときめきます。2024/01/18
山猫
13
他の方も書いている通り、「ガイドブック」ではない。何しろ、本文と地図との対照のしにくいこと甚だしく、全く実用的ではない。あくまで「旅のヒント」として、或いは「読みもの」として読まれるべきものでした。この国の歴史をトップに持ってきたことで、文化的背景、それによって見るべきものが決まってくるというのはよいアプローチだっただけに、対照性の低さが惜しまれる。2017/11/07
おとん707
10
リスボンを舞台にしたタブッキの小説をふたつほど読んでリスボンの街の雰囲気に浸りたくなりこの本を手に取った。著者と夫の共作とのこと。ただし現地に住んだ経験があるわけではなさそうだ。歩きながらお気に入りの場所を案内するという趣旨だが、食べ物や雑貨案内に重点が置かれておりトラベルエッセーシリーズと名乗る割には旅行ガイドブック的だ。もっとエッセー寄りを期待したがや食べ物や雑貨のガイドブックと割り切れば良く纏まっている。冒頭にたった1ページだがポルトガルの歴史が記載されているがこれがよく纏まっていて参考になる。2023/06/01
Hiroshi Ohno
6
他の方のコメントにもあるように、情報の網羅性や地図の正確性等に於いてはガイドブックとして不十分なのかもしれない。それらを所望される方には「るるぶ」等をお勧めする。しかしながら読み物として捉えると、ザッと読み流す程度にしても、読後には是非ポルトガルへ行ってみたいなと思うようになっているのではないだろうか。かく言う自分自身このGWのポルトガル旅行を控えてあれこれガイドブックに目を通したが、旅行前の準備段階として最終的には本書が一番役に立ったと思っている。さて旅行後の評価は如何に… ☆☆☆☆★2019/04/27